体を丈夫で健康に保つためには、運動をしたり食事に氣を配ったりします。
基礎体力が付いたあたりから、ジョギングを日課にするなど、今までよりも激しい運動に取り組む場合もあります。
体を鍛える方法があるように、心を鍛える方法もあるのでしょうか?
もちろん、心を鍛える方法もあります。
心を鍛えるというよりも、精神を鍛えるという言い方のほうがしっくりくるかもしれません。当塾では「氣力を強くする」と言っています。
今回の記事は、心の鍛え方と、その効果、鍛える時の注意点についてです。
特に、心を鍛える「効果」に注目してみてください。心を鍛えると、願いが叶う効果さえ得られます。何故そうなるかの理由も説明していきます。
心を鍛える時の注意点
心が疲れている時に鍛えない
風邪でフラフラの時にスポーツをする、骨折している時にその部分の筋トレをする、という事はまずやりません。
それと同じように、心が疲れたり、傷付いている時には十分に休み、回復させなければいけません。
それをせずに無理矢理鍛えても、心がさらに疲れてしまいます。時が経てば治るような心の傷だったとしても、無理をしたが為に傷が深くなり、時間薬が効かなくなってしまう場合があります。
自責を原動力にしない
駄目な自分をなんとかしたい、立派な自分になるべきだ、という考えで心を鍛える方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方は総じて、「自分はダメだと思っていないと堕落した人間になってしまう」という不安をもっているようです。
自分はダメだと自分を責めていると、責める事そのものにエネルギーを使ってしまいます。
そして、自分はダメだと思うその「ダメな部分」にこそ、その人の長所や伸びしろが隠れている場合があります。
その様子を傍から冷静に見ると、まるでブレーキをかけながらアクセルを踏み込み、かろうじて前に進んでいる自動車のようです。
とても効率の悪い状態です。エネルギーが無駄に使われている上に、車体も壊れやすくなります。
心を鍛える2つの方法
1.目標を決めてコツコツと取り組む
目標を決めて取り組むの「目標」についてですが
1.何かの技能、資格を習得する
2.習慣化を目的にする
の2通りがあります。
1.なら、何かの試験に合格する、技能(例えば英会話、ピアノ、タイピング等)の習得を目標にします。
2.なら、例えばウォーキング、掃除、瞑想等を、毎日や決められた曜日あるいは週1回行なうという決め事を続けていくという目標になります。
どちらを目標にしても、同様の努力や工夫が必要です。
- 決めた目標をやり抜くという決意
- 目標のを設定し、どう実行していくかを考える計画
- 自分はどのように実行していけば良いのかという自己分析
- その目標に向かって進んで行く忍耐
- 目標達成について何かイレギュラーな事が起きても対処していく冷静さ
- 上手く行かない時でもそれを受け入れる器量
これらの要素が、目標達成のために必要になります。
時には修羅場をむかえ、必死で乗り越えなければいけない事もあるでしょう。
そのようにして目標を達成すると、飛躍と自信が身につきます。
2、壁を乗り越える
生きていく上で、人は困難や課題、修羅場などの壁にぶち当たります。
それを乗り越えると精神が鍛えられ、器量が大きくなります。そして氣力も強化されます。この過程には2通りのパターンがあります。
器量とは、人間的な大きさや許容量を指す言葉です。
氣を物理的な物として取り扱う考え方として
- 氣=人間の生命エネルギーであり、全ての力の源
- 氣力=氣の量、使える氣の量が多いほど氣力が強くなる
- 器量=氣がのる器、器量が大きいほど扱える氣の量も多くなる
としています。詳しくは下の記事を読んでください。
壁を乗り越えて器量が大きくなり、氣力が強化される
課題や困難、修羅場を超える事で、自信が付きます。少々の事では動揺しなくなります。壁を乗り越えて器量が大きくなった状態です。
器量が大きくなると、氣を扱える量が増えるので氣力が強くなります。これが基本的なパターンです。
意図的に壁を作って、心を鍛え、器量を大きくする方法もあります。
経営者や指導者の合宿等もそうです。
そのような合宿では、自分の欠点を叫んだり、駅前で大声で歌うというような課題が課せられます。普段の何氣ない行動をチェックされて叱責される場合もあります。
そしてその合宿で合格を貰った人は、部下を指導し、会社を動かす器量を習得出来ます。
氣力の強化によって壁が現れ、乗り越えて器量が大きくなる
当塾ではチャクラ加工と氣力強化を行っています。
氣を発生させる第2チャクラを開発し、物理的に氣の量を増やして氣力を強化していきます。
氣力が強化されると、それだけの氣を扱える器(うつわ)が必要となり、器を大きくするための課題が現れます。
乗り越えられない壁は目の前に現れないので、その壁をこえて器量が大きくなります。
氣力の強化→壁→器量が大きくなる→さらに氣力の強化といった感じです。
器量の大きさは、扱える氣の量に比例します。氣の量が多くても器量が小さければ、「氣が強い」だけの状態になります。
行動力もあり活動的だけれど、小さな事に怒ったり騒いだりするような場合は、氣の量は多いけれど扱えてはいません。
氣力が強くなれば、日常生活を楽に生きられる上に、理想を目指していけます。
心を鍛えて得られる効果
精神力を鍛える事に繋がる
心を鍛える時には、我慢をしたり粘り強く耐える経験もします。生命エネルギーとしての「氣力」は、体力(体の力)→氣力(心、氣持ちの力)→精神力(体をも統べる意思の力)と成長していきます。
精神力を強くする為には、心を鍛えなければいけません。
器量が大きくなる
苦しみを経験すると、今まで知らなかった人の苦しみも理解出来ます。そうして人や自分に対しての許容量が増え、人として大きくなります。
グラウンディングが出来る
グラウンディングは、地に足が付く、腹が決まるという意味でもあります。しっかりと腹(丹田)に力を入れて物事をやり抜いたなら、自然と地に足が付くようになります。
精神が安定する/冷静になる
地に足が付いたり、物事への許容量が増えると、少々の事では心が揺れ動かなくなります。そうなると冷静でいられますし、心が安定した状態が保てます。
自信が付く/しっかりとした芯ができあがる
自信とは、字の通り「自分を信じる」事です。
心を鍛えるために乗り越えた経験や、習得したものは、自分を信じる力の元になります。そして、自分を信じられると、心にしっかりとした芯が出来上がります。
目標が定まり努力が効率的になる
心を鍛えた結果得られる大きな効果は、叶えたい目標を現実化出来る自信と実行力です。
心を鍛えた結果、思いを集中させてマネジメントする方法が身に付きます。なぜなら、それなしに目標は達成させられないからです。壁や課題も超えられません。
心を鍛えた事で、氣力も強化されています。強化された氣力で、その思いに集中して努力していけます。
まとめ
健康な体を作る方法が1つだけではないように、心を鍛えて健康にする方法も1つではありません。
簡単に出来そうな物事の習慣化から始められます。
心を鍛える事で得られる効果はとても大きいので、皆さんも何か始めてみませんか?
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