自責の念が自己成長の邪魔になる理由

悩み
元氣楽塾の廣瀬 英樹です。

何か上手く行かない時に、他人のせいにするよりも、自分に問題がないか考え解決する行動をとれば上手くいきます。

それは、感情的にならずに客観的に考えて行動した場合です。

上手くいかない事を自分のせいにして責めてしまっては、物事も上手く進みにくいですし、自己成長の邪魔になってしまいます。

何よりも、生きるのが辛くなってしまいます。

今回の記事では、自責の弊害の一部を書いていきたいと思います。

自責の念とは?

自己批判、自己否定をする氣持ちの事です。

一見謙虚で、正しい事のような印象を受けるかもしれません。ですがこれは自己中心的な考え方と言えます。

下の図は、マズローの欲求5段階説です。

 

 

マズローの欲求5段階説とは、アメリカの心理学者アブラハム・ハロルド・マズローが提唱する説です。「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」という仮定に基づき、人間の欲求を5段階層で理論化したものです。

この5つの欲求を簡単に説明すると

  • 生理的欲求:食事・睡眠・排泄・性的欲求などの基本的な欲求
  • 安全の欲求:危険や恐怖を避け、安全・安心に暮らしたいという欲求
  • 所属と愛の欲求;家族、友人、地域、会社や学校等、人と繋がりを求め、団体へ属したい欲求
  • 承認の欲求;(他人からの)尊敬や高い評価を得たい欲求

↑ここまでが欠乏欲求です↑


↓ここからが成長欲求です↓

  • 自己実現の欲求:自分自身の為の成長や自分らしさを目指す欲求

 

承認の欲求は、

  • 他者承認欲求(他人から認められたい)
  • 自己承認欲求(自分で自分を認めたい)

の、2つに分かれます。

自責の念は、自己承認欲求から発生しています。

そして、承認欲求は欠乏欲求です。自分が足りないから欲しいという氣持ちからきています。なのでどうしても自己中心的なものになってしまいます。

自責の念に駆られやすい理由

周囲の間違った対応

人格が出来ていない親に育てられると、自分(親)は正しい、子供が間違っているという認識を植え付けられます。何かがあると、「自分が悪いからだ」という思考の癖をつけられてしまえば、自分を責めるしか出来ません。

自分が凄いと自慢ばかりする人の傍にいても認識が歪んでしまいます。自慢話ばかりする人は自分に自信がないので、つねに言い聞かせていないと不安になるからです。そのような人は相手の無意識に「自分は凄い、お前はダメ」という氣を送り続けています。

そのような形でコントロールしようとする人からは、出来うる限り離れた方が良いです。

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社会の押し付け

他人のせいにせずに反省するのは立派だと、そのような価値観が強く社会に存在しています。

ドラマや映画などの作品にも、そのようなイメージのものがあります。学校や職場でもそのように教えられる場面もあります。

それが違うと氣が付いたならば、その考えから離れるようにしていくと楽になれます。

自責の念が自己成長の邪魔になる理由

自責にエネルギーを使うから

自分で自分を責めるのにはエネルギーを使います。責めるのにもエネルギーを使えば、責められてもエネルギーを消費します。

こんな事を1人2役もやっていれば疲れるのも当たり前です。

この作業に疲れてしまうので、解決や成長へエネルギーを回せず、非効率になります。

自責で満足してしまうから

反省しているから、自分が悪いと思っているから、だから自分は偉いんだ、自分の心は綺麗なんだと納得し、満足してしまう場合があります。

人には心理ホメオスタシスという、変化を嫌う部分があります。

それが機能してしまえば、「反省しているからこれで充分だ」という氣持ちにさせて、成長という変化を止めてしまう事もあります。

自責の念に駆られているのは、立派な心の状態なのではなく、単純に変わりたくない心がそう思わせている場合が多いものです。

悪いものが寄ってくるから

自責の念に駆られ、自分はダメだ、無価値だと思っていると

  • エナジーバンパイア
  • 都合よく利用しようとする人たち
  • 負のスパイラル
  • 偽物の壁や課題

が、周囲に寄ってきます。

その一方、健全な思考の人は、不健全な場は居心地が悪いので離れていきます。

成長する為にやってくる壁や課題の乗り越え方を間違ってしまう場合もあります。非常に多いパターンは、その場から離れるのが課題なのに「逃げてはダメだ」と思い込む事です。

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まとめ

マズローの欲求5段階説のうちの、自己承認欲求と自己実現欲求を間違って捉えてしまう場合があります。自責を立派だと思う場合は、この2つを混同していると思われます。

自責をしてしまう癖は、本人の責任というよりも、周囲が原因で起こっている場合がほとんどです。

なので、自責している事についてを自責しないでください。

ただ、不便で辛い事をしているという事に氣が付いてもらい、そこから抜ける道を見つけていただきたいと思っています。

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