当塾には、分かり過ぎるが故に辛い人(いわゆるHSP,エンパスと言われる過敏な人)が来られる一方、分からない悩みを持った方も多くおります。
人の氣持ちを察する事が出来ないと、日常生活はもちろん、社会で生きていくのに不都合が出てきます。
今回の記事では、氣持ちが分からない原因や、解決していく方法について書いていきます。
人の氣持ちが分からない原因
1.人の氣持ちを理解する癖がついていない
自分の持つエネルギーを、行動する事に使う癖がついているので、人の氣持ちを理解する使い方がよくわからないのがこのパターンです。
当塾では、氣の使い方の癖により「行動型と感覚(思考)型」と分類しています。行動型の人がこれにあたります。
人の氣持ちを理解出来るような「氣」の使い方を練習すれば、分かるようになっていきます。
2.人の氣持ちを間違って解釈してしまう
人の氣持ちを間違って解釈してしまうのも、分からないのと同じ事です。
大体の事は分かるけれど、ある特定の部類の事のみを、誤解して受け取るというパターンもよくあります。
これは大人になるまでの環境で、トラウマや間違った自己認識等を持ってしまった事によります。このような物が心にあると、外部からの情報が歪んで入ってきてしまいます。
人の氣持ちを理解する方法
1.人の氣持ちを理解する練習をする
1.人の氣持ちを理解する癖がついていないの人が理解していく方法です。
一番簡単なのは、周囲の人がどういう会話をしているかの観察です。会話のやりとりの中には、氣持ちの相互理解はもちろん、お約束だったり社交辞令だったり色んな要素が含まれています。
ある程度のパターンが分かってくれば、少しずつ実行に移していき、返ってきた反応を確認してみてください。
ぎこちないのではとか、わざとらしく思われないかな?と心配する必要はありません。ぎこちなくても、あなたが心を尽くして皆と仲良くしようとしている氣持ちは伝わります。
行動型の人は、まず考える、とりあえず観察する、という習慣があまりありません。なので、そういう面を鍛えていくのにも良い方法です。
上手く理解出来ない他の理由
幼少の頃、察しが悪い事を疎まれたり、文句を言われ続けていたらそれがトラウマになっています。ただ、氣持ちを理解するように怒られても、分からないものはどうしようもありません。
行動型の人が「氣を使う」とは、萎縮して身動きが取れなくなるようになる事を指します。なので、怒られて萎縮してさらに怒られて、を繰り返してしまいます。
そうなると、人に氣を使わなくてはと思うだけで動けなくなってしまうかもしれません。
そのような人が、意味なく氣遣いを強要される場に行ってしまえば、さらに萎縮してしまい大きなストレスを抱えてしまいます。
普通なら、この人は察するのは得意ではないけれど悪氣がない、という事を理解してくれます。行動型の人の、行動力があり、テキパキとした身のこなしが出来る等という長所も分かってくれます。
人の氣持ちを察するのが苦手、という事そのものが悪いわけではありません。
出来うるならそのような場から離れ(職場なら転職する等)のびのびと出来る場に移る事を強くお勧めします。そのような場でなら、人の氣持ちを理解する練習も上手くいきます。
2.心のフィルターを外していく
2.人の氣持ちを間違って解釈してしまう人が理解していく方法です。
この原因は、今まで生きて来た環境により生じた自分自身の歪みです。
よく「深読みし過ぎ」「考え過ぎ」と言われる場合があります。ですが、過ぎる程に深く読めたり、考えたのなら間違った解釈にはなりません。単純に方向性が違っただけの事です。
なので、人の氣持ちよりも自分自身を理解する事から始めなければいけません。
自分の素直な心の声を聞く事から始めてください。
湧き出る感情には、何らかの理由があります。
何故自分はこの事に腹を立てたのかとか、なぜこの事がショックなのかとか、感情が出る理由を考えていくと自分の事が見えてきます。
例えば、他の人にボールペンを無断で使われて腹が立ったとします。この場合
腹が立った原因;ボールペンを無断で使われたから
腹が立った理由;自分がないがしろにされたと感じたから
になります。
自分が正しく理解出来てくると、人についても理解できるようになってきます。言い換えると、自分すら理解出来ないのなら、人の事はもっと理解出来ないのです。
「氣」やチャクラでの解決方法
氣を物理的な物として扱う当塾は、このような悩みも施術により物理的に解決していきます。
1.人の氣持ちを理解する癖がついていない場合
必要な量の氣を体に巡らせて、チャクラを稼働させます。
自分や他の人の氣持ちを感じるのは第4チャクラ。
氣持ちが分かったり、場の空氣を読むのは第6チャクラの役割です。
人の氣持ちが分からない場合、第4チャクラに氣が流れ込まず、使い方が解っていない事がほとんどです。第4チャクラが使えるようになると、まず、自分の氣持ちを感じられるようになります。
人の氣持ちについても、この言葉はこの氣持ちを元に発せられていたんだとか、そのように感じ取れるようになってきます。
そして、第6チャクラまで開発が進めば、(使う練習は必要ですが)人の氣持ちが「見え」るようにもなってきます。
2.人の氣持ちを間違って解釈してしまう場合
必要な量の氣を体に巡らせて、チャクラを稼働させるのは、上記と同様です。
この場合は、詰まりが原因になります。氣の通り道の詰まりが多いのもそうですが、第4チャクラにも、過去の辛い思いなどが多く詰まっていると思われます。
第4チャクラの詰まりを施術で丁寧に取り除けば、自分の氣持ちも他の人の物も素直に受け入れられます。
そして、世界は思ったよりも暖かかったという事実に氣が付いていただけるはずです。
第6チャクラに進んでも、同様に丁寧に掃除していきます。
詰まりによって、自分や他の人の氣持ちを歪んで捉えてしまっている場合、この施術の効果をはっきりと感じていただけます。
まとめ
自分や人の氣持ちが分からない事も、生き辛い原因になります。
人の氣持ちが分かるためには、自分を分かっていなければいけません。時には自分の声を聞く時間を、じっくりと取ってみてはいかがでしょうか?
コメント