第7チャクラは、開発した後に使う練習をしなければいけません。これは第6チャクラも同様です。
瞑想や禅を繰り返す事で使えるようになってきます。
そしてもっと大切なのは、人間的に成長出来ているか、筋の通った生き方が出来ているかどうかです。
第1~第7までの、計7つのチャクラには繫がりがあり、下部から開発していくと共に、人生が開けてくるという大きな意味があります。
第1~5チャクラまでは個人のステージで、第6・7チャクラが個を超えた霊性のステージになります。なので、第5チャクラまでを上手く使えていなければ、第6や第7チャクラは上手く機能しません。
何故なら、技術は身に付けられても、本質が理解出来ていないからです。演奏技術が高くても、心がこもっていない音楽のようでもあります。
今回の記事では、第7チャクラを使い天意を知る為の鍵となる、内的コントロール・外的コントロールの心理学について書いていきます。
内的コントロール・外的コントロールとは
電話が鳴った時に
内的コントロール(選択理論):出たい電話かそうでないか判断する→電話に出る・出ないを決める(自分が最善と思った行動を選択できるという考え方)
外的コントロール:電話が鳴った→電話に出る(行動は外部の刺激で決まるという考え方)
内的コントロール
人は、やりたいから、楽しいから、大切な事だから等の、自分の内面からの氣持ちに基づいて行動するという考え方です。
自分の行動を選択出来るのは自分だけで、自分で自由に決めているという事です。
この考え方が出来ると、自分と同じように他人も尊重出来るので、良い人間関係を築きやすくなります。
内的コントロールで人と関わる時は、
相手を尊重し、話をよく聴き、励まし、意見が違う時は話し合います。
上からのお知らせを受け取る手段の1つとして、自分が嫌だと思う事に対してでも「人は変えられない、変えられるのは自分だけ」という視点で、どう解決していけばいいのかを考えていくという方法があります。
なので、内的コントロールの考え方を身に付ける事が、天意を知る方法になります。
外的コントロール
外的コントロールには、三つの信条があります。
1.私は外側からの簡単なシグナルに反応して行動する。
2.私は、人がしたくないことでも、自分がさせたいことをその人にさせることができる。また、他の人も、私の行動をコントロールすることができる。
3.私の言う通りにしない人を馬鹿にし、脅し、罰を与える、あるいは言うことを聞く人に褒美を与えることは正しいことであり、私の道義的責任である。
グラッサー博士の選択理論より
つまり、自分は正しい、相手は間違っているという信念の基で、相手を自分の思い通りに変える事が出来るという考え方です。
モラハラ、パワハラもこのような考え方で発生します。
人は自分の思い通りに動くべきだ。どうしたら言う事を聞かせられるか?と、天に問うても答えが降りてこない事は明白です。
それでも何かを受け取った場合は、低級霊的な何かの意思だと思われます。
外的コントロールの考え方を持つ原因
人は外的コントロールから内的コントロールへ考え方を成長させなければいけません。ですが、子供や学生時代に置かれていた環境で、その成長が上手くいかない場合があります。
幼少の頃は、まだ外的コントロールの考え方で行動しています。
買ってほしいお菓子があったのに、親にダメだと言われた場合、駄々をこねて泣き叫ぶのがそれにあたります。自分が泣き叫ぶという刺激によって、親はお菓子を買ってくれる、もしくは買うべきだという考え方です。
それに対し、親も外的コントロールで接したらどうなるでしょうか?
ただむやみに怒ってやめさせれば、子供は親にコントロールされた事になります。
駄々に負けて買えば、親が子供にコントロールされた事になります。
これでは、いつまでも内的コントロールは身に付きません。
何故お菓子を買わないのか、その理由を説明したり、なぜそこまで欲しいのか理由をしっかり聞いたりして、お互いを尊重していく事で内的コントロールの考えが身に付いてきます。
外的コントロールと第5チャクラ
大人になっても外的コントロールから抜けられない人は、第5チャクラに問題があると思われます。
幼少の頃から、自分の内面に向き合ってもらえず、条件付きの愛情しかもらえなかったか、優しい虐待をされてきた事が想定されるからです。
条件付きの愛情しかもらえないのは、人によって自分がコントロールされてきた事になります。自分が権限を持った場合、人がどれだけ自分のいう事を聞くかで自分の価値を判断します。
必要以上に甘やかされ、自分が相手をコントロールしてきた場合、常に人は自分を良いように変えてくれる事を期待します。
もし外的コントロールの考えに支配されていると思ったなら、氣が付いた時点で大きな進歩です。
第4チャクラで知る自分の魂の声を大切にして、まず自分を大切にする事から始めていってください。
まとめ
幸せが、内的要因からのものなら自分の意思で決められます。外的要因ならば、他力本願な幸せなので不安になります。
外的コントロールの考え方は、自信をなくす事にも繋がります。自分も他人も心に芯がなく、ちょっとした刺激で行動するという考えが基本になっているからです。
一番大切なのは自分自身で、他の人も同様に大切にされる価値があるという考えで冷静に状況を見てみてはいかがでしょうか?
そのような自然な思いやりの中で第7チャクラを使い、最善を尽くすための方法を天に問う事で、天意が分かるようになってきます。
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