元氣楽塾のレッスンは、氣を自力で生産し、使えるようになる事で元氣で楽に生きて行く事を目的にしています。
今回の記事では、氣について解説していきます。
「氣」とは
氣とは、簡単に言うと生命エネルギーです。
「氣は物理的な物」と理解するだけで、悩んでいる物事の多くの解決法が見えてきます。物理的なものなので、使い方が解れば解決出来ます。
氣のとらえ方として、自然から発せられるものと人間のものとの2種類で考えると解りやすくなります。
自然のエネルギーとしての「氣」
動植物や物や場所から発生しているものです。
森林浴をして氣持ちいいと思ったり、散らかった場所にいると嫌な氣分になるのも外部からの氣を感じ取っているからだと言えます。
エナジーワーク等でマントラを使用し、宇宙や高次元とアクセスする類のエネルギーも人間からのものではないので、こちらに分類されます。
人間が使用し、発するエネルギーとしての「氣」
私たち人間は、草花や森林、土の中の微生物から出ているエネルギーを収集器でもある第1チャクラにより集めて、体内に取り込んでいます。
そして第2チャクラで精製・圧縮して、人間が生命エネルギーとして使用出来る「氣」に変換しています。
自分の氣なら、方法さえ解って訓練すれば、量を増やし質を良くする事が出来ます。
それ以外にも、他人からの氣にどう影響を受けるか、もしくはどう影響を及ぼすかも意図的に調整出来ます。
氣の量
氣力が付けばやる氣や元氣が湧いてきます。
氣力の強弱は、使える氣の量によって変わるので、氣の量を増やし循環を良くしていけば氣力があふれてきます。
氣の質
氣の質は、発生させる人の精神状態に左右されます。
吸収するエネルギーが純粋であっても、発生、排出される氣が、ネガティブな精神状態からのものであれば、どうなるかは想像出来ると思います。
氣の質が精神から影響を受ける程度は、精神状態の浮き沈みの度合いにより変化します。
機嫌が悪い人の近くにいれば嫌な氣分になりますし、幸せな氣持ちの人のそばにいれば癒されたりします。
それは人が発する氣に影響を受けてしまうからです。
他人からの氣の影響と自分の氣が及ぼす影響
氣の量が多い(=氣力が強い)と人から影響を受けにくくなります。氣は、氣力の強い人から弱い人に流れるからです。
氣力にあふれた人と元氣のない人が並んだ時に、どちらが場の空氣を作りやすいかを想像してもらえるとお分かりいただけるかと思います。
その一方で、自分が周囲に影響を及ぼしやすくなります。そうなると、自分の意見が通りやすくなる上に、思い通りに事態が進みやすくもなります。
氣(氣)が含まれる言葉
日本語には氣(氣)が含まれる言葉が多くあります。
強氣
自分自身の状態(精神的、肉体的両方)を自信に満ち溢れさせ発言や行動を積極的にさせる氣のエネルギー。
弱氣
自分自身の状態(精神的、肉体的両方)を弱らせ自信をなくし、発言や行動を消極的にさせる氣のエネルギー。
やる氣
行動を起こすために必要な原動力となる氣のエネルギー。
邪氣
人や場所から発せられる、自分にとってマイナスとなるネガティブな氣のエネルギー。
根氣
我慢や忍耐力の持続に必要となる氣のエネルギー。
平氣
自分自身や、身の周りに起きた出来事や現象に対して、平然と落ち着いていられる氣の状態。
氣を配る
自分以外の人に対して、心地良くいられるように、周囲を氣にして振る舞う事。
氣が散る
一つの物事に集中できない事。同時に複数の事を考えてしまう事。
氣が合う
自分と他人の行動、発言、思考などが似ていて、その事に対して、好意的に思える状態。
氣の役割
人から発せられる氣に関しては、その人自身の生命エネルギーであると共に、その人を精神的に健康で健全であり続ける様にサポートをしてくれる役割があります。
そして、その「氣」を意図的に操る事が出来る人には、さらにパワフルなエネルギーに変換させる事も可能で、使い方も多肢にわたります。
通常大人は、氣の量も不足がちな上、氣の循環も充分に確保されておりません。
氣が正常に働いた場合は、どのような役割を果たしてくれるのかは以下の通りです。
1.生命エネルギー
「氣」は生命を維持するために必要不可欠なエネルギーです。
第1チャクラから自然の精を取り込み、第2チャクラで人間が使える「氣」に変換します。これが出来ないという事は「死」を意味します。
氣の量が少ないと、すぐに疲れたり憂鬱な氣分になりやすくなります。
なので、休息や睡眠をしっかりとって氣力を回復させる事が大切です。また、自然豊かな場所や好きな所に出掛けて氣の補充をするという方法もあります。
エナジーバンパイアと言われる人達は、自分で氣力を補充せずに、人から氣(氣力)を奪います。生命エネルギーを奪われるわけですので、吸われるとダメージを受けてしまいます。
2.悪い場所に集まって患部を直す
自然治癒的な活動です。
肩が凝れば、肩に氣が集中して疲れをとり壊れた部分を修復してくれます。
ですが、慢性的に悪い部分がある時は氣がずっとその部位に留まります、氣がどんどん溜まっていくと圧迫されて神経にさわり、氣の流れも滞るのである意味逆効果です。
そういう場合は氣を流して(循環させて)悪いものを排出させなくてはいけません。
3.体の中を循環してストレス等を輩出する
氣の循環は、足元、股間(第1チャクラ)から入り、頭頂部(第7チャクラ)へと向かって駆け巡り、抜けていきます。
氣の通り道の詰まりを除去した後に、第7チャクラの蓋を開ける事で氣の循環が始まります。
氣の循環を確保する事で、氣が集中しすぎての圧迫による痛みの原因がなくなります。
受けたストレスやダメージも循環で排出出来るので、嫌な氣持ちを引きずらなくなってきます。
4.体の周囲を循環してバリア
循環で、体の周囲を回っている氣はバリアのような役割をしています。
このバリアがしっかり働いていると、外部から入ってくる物を氣の流れで砕いてくれます。よほど強いものでない限り、直接の影響を受けなくて済みます。
現在のようなストレス社会では、入ってくるものも悪いものが多くなります。
悪いものでなくても、外部からどんどん自分とは違う氣が入ってきて、いちいち影響を受けていれば疲れ果ててしまうでしょう。
HSP・エンパスと言われる敏感過ぎる人たちが常に疲れているのは、このバリアが上手く働いていないせいでもあります。
5.氣持ちを伝える/感じ取れる
「氣」そのものから得られるのは、温度であったり、刺激であったりという類の感覚です。
それが、人を通じた場合、氣持ちや想いなどが氣に乗って伝わってきます。感情の揺れは氣の波として感じ取れます。
普通に会話していても、話す内容や表情以上に相手の氣持ちを感じ取れるのは、声や氣配から伝わってくる「氣」によるものです。
6.精神の管理(マネジメント)
自分の中の氣を育てていくと、氣力が強くなり、氣が乗る器である器量が大きくなります。扱う氣力が大きくなれば、感情も管理出来るようになってきます。
氣が乗る器が小さければ、氣の量も少ないままです。
通常は、修羅場などの苦しい経験によって器量が大きくなってきます。器が大きくなると、扱える氣の量も増えてきます。
当塾では、先に氣の量を施術や呼吸法で意図的に増やしていきます。そうする事で、氣の通り道が鍛えられ、器量も大きくなっていきます。(不思議な事に、氣力が強化されていくにつれ、器量が大きくなるように必要な課題が現れはじめます)
器が大きいと言われる人は、少々の事では怒ったり取り乱したりはしません。寛大で余裕があります。精神が管理された状態です。
まとめ
「氣」そのものは善悪もなければ良し悪しもありません。
それを使う「人」によって性質や役割が変わります。
受け取る人によってその性質は変わりますし、
発する人によっても、その影響の質は変わります。
つまり、その人の受け取り方や使い方次第で良い物にも悪い物にもなるという事です。
自分を責める為に使えますし、
自分を守る為にも使えます。
他の人を攻撃する為に使えまし、
他の人を救う事にも使えます。
自分を成長させる為にも使えます。
他の人を成長させる為にも使えます。
また、
他の人からもらう事もできます。
他の人にあげる事もできます。
他の人と共有する事もできます。
あなたはどのように「氣」で人生を捗らせたいのかイメージしてくださいね。
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