自分では、「変わりたい!」と思って何かをしたりしようとしても、結局何も変わっていない自分がいる。
「なぜ?」
「なぜ変われない?」
そのようにもどかしく感じている方も多いと思います。
今回の記事では、変わりたくても変われない理由と、どうすれば良いのかについて書いていきます。
変われない心のしくみ
人には心理ホメオスタシス(心理的恒常性維持機能)があり、安定した状態を保とうとします。安定したというのは、変化がない状態です。
なので、そもそも人と言うのは、変化を嫌います。例え自分が不本意な状況下にあったとしてもです。
そして、これまで慣れ親しんだ自分を変えるには、相当の覚悟や、堅い決意が必要です。(24時間あなたを監視している「心理ホメオスタシス」を騙す方法を取るとしても、堅い決意が前提になります)
変わろうと頑張っている最中にも、ちょっとした障害につまずいただけで、一氣に元の自分に返ってしまう事だってあります。少なからず、みなさんにもこの様な事に思い当たる節があると思います。
よくある例えでは、「ダイエット」「禁煙」です。
この2つは、多くの方が挫折を経験したのではないでしょうか?
相談しても変われないのは?
相談する側に問題がある
「変わりたい」と思う要因は、友人や身内には、さらけ出せない、出したくない場合が多いのが事実です。
なかなか本音で話ができたり、自分が望むアドバイスをくれる人は、近くには居ないと思われている人が多いと思います。
そして、書籍を、ネットの中を探し回る日々が続きます。
1つの書籍からは、これが良いと書いてあればそれを試し、期待する効果が得られないと次の書籍へ。
別の書籍では、こうした方が良いと書いてあればそれを試し、試してみたものの、継続できなくなって氣が付いたら、また別の書籍を探している自分がいる。今度こそはと試してみる。少しは効果があるものの、書いてある程の結果が自分には得られない。
そして、「あの本には…、この本には…」、「この前読んだ本には…」、「今読んでいる本には…」。
こんな感じで、知識だけが頭に残り、頭デッカチ状態になってしまいます。
これは、ネットを調べ回るのも同じです。
そして、お金を払ってカウンセラーに、占い師に、病院の先生に相談に乗ってもらったとしても、
いつもの癖で、
「あの本には…」「ネットの○○には…」と。その相談に乗ってくれている人に言ってしまいます。
そして、その言葉を聞いた相談に乗ってくれている人は、
「この人に何を言っても聞いてもらえない」「何を言っても意味が無い」と悟られてしまうのです。
自分では、できている、わかっているつもりになって、聞く耳を持てなくなってしまっている状態です。
自分の言いたい事だけを言い、人の話を聞けない人に対し
「この人はダメだ。」
と思われ、適当にあしらわれる可能性が高くなります。例え相手がプロだとしてもです。
相談される側に問題がある
自分の一番見せたくない所を見せる訳ですから、口の軽い人は避けたい所です。
口の軽い人の多くは、人の不幸や悩み事を話題にしたりします。
あとは、話は聞いてくれるのですが、
「○○さんなら、大丈夫!」「○○君だったら、頑張れる!」とか「我慢、我慢!」「やればできる!」
などと、偽善とも言える、何の解決にもならない言葉を並べる人もいます。
最も氣を付けなければいけないのは、人の良い変化を歓迎しない人たちです。
「ダイエットあるある」ですが、見た目にも痩せ始めたあたりから、食事に誘ったり、甘いものを差し入れしたりして達成の邪魔をしようとするような人がいます。
罪悪感を利用してまでも挫折させようとするので、かかわるだけ損です。
変わりたい理由を知る
まず、何故変わりたいのかを知る必要があります。
先ほど例に挙げた「禁煙」「ダイエット」は、達成するのは難しいものです。その理由が弱い場合は中々変われないと思われます。
強い理由もなしに挑戦して挫折し、それで心が傷付き歪んでしまうならば、変わらないという選択肢もアリだと思われます。
自分は駄目だから変わりたい、今の自分以外の何者かになりたい、という理由も場合によっては自己否定に繋がります。せめて、「ダメ」だからではなく「良くなりたい」からという方に心の焦点を合わせていってください。
意識と無意識が一致し心が自由になれば、成長や変化も楽に出来るようになります。
変わる為に必要な氣力とチャクラ
ハードランディング
強い意思で目標を達成する手段を取ったとします。
自分の意志を貫き通すには、強い心が必要になります。そして、強い心を養うには、それ相応の氣力が必要です。それに付け加え、自分1人では挫折しやすく、すぐに諦めてまいます。
理想に突き進んで行こうとすれば、変化を嫌う無意識が阻もうとしてきます。その時に有効なのが、強引に無意識に味方になってもらう方法です。
退路を断ち、変化するしか道はない状態にすれば、無意識も味方についてくれます。
その手段の1つとして、複数人で、同じ目標を達成しようとするものがあります。同じ境遇の人同士が励まし合う事や、先に諦められないという氣持ちが働く事で挫折をし辛くする効果が期待できます。
第2チャクラで腹を決め、揺ぎ無い氣持ちで突き進んでいく方法で変化していきます。
ソフトランディング
心理ホメオスタシスを騙していく方法です。心に違和感がない程度に、少しずつ目標の要素を取り入れていきます。
ダイエットの為に毎朝ウォーキングに行こう、と決意したとします。
最初は、朝起きて外に出るだけで終わりにします。それが習慣付いたら、近所を一周する程度にします。それが億劫になってきたら、心理ホメオスタシスが働いてきているという事です。なので、外に出て終わりという状態に戻します。
こうして、3ヶ月くらいかけて習慣化させるくらいのつもりで取り組んでいきます。
第6チャクラで、五感を研ぎ澄ませて心理ホメオスタシスと会話し、先を見通して目標を達成していきます。
まとめ
変わりたい時には、
1.何故変わりたいのか
2.本当に変わる必要があるのか?
3.どういう方法で変わっていくのか
の順で考えを進めて行き、それ以外を考えない様にすると成功しやすくなります。
コメント