先日、生徒さんから「チャクラの開きすぎ」についての質問を受けました。
ネット検索をしていてたまたま目に入った「チャクラ」の「開きすぎ」という言葉が氣になって読んでみたものの
「何か違和感を感じる」
「何でこういう事になるのかわからない」
と、氣持ち悪く感じて質問してみたとの事でした。
その方は現在、ハートチャクラと言われる第4チャクラの開発に入っている段階です。すでに第2と第3のチャクラの開発を終えているので、体感としてチャクラが稼働している状態というものを知っておられます。
違和感も、正確な稼働を経験しているからこそ持てたとも言えるでしょう。
私自身もその「チャクラの開きすぎ」という言葉は初耳で、色々なとらえ方があるんだなと思いつつ、くわしく内容をきいてみる事にしました。
その結果、感じた事を記事にしました。
チャクラの開きすぎとは
チャクラの開きすぎと言われる状態
- チャクラから良いものだけではなく悪いものも取り込んでしまう
- 1つのチャクラが過剰に働きバランスを崩してしまう
- 心身共にチャクラを開いて耐えられる状態ではないのに開いてしまい、不調になる
この状態については後に解説します。
チャクラの開きすぎで起きると言われている症状
- 第1チャクラ→無氣力、無鉄砲、物質的
- 第2チャクラ→感情的、神経質、依存的
- 第3チャクラ→横暴、支配的、自信過剰
- 第4チャクラ→自己犠牲、ねたみ、他人に利用されやすい
- 第5チャクラ→人の話を聞かない、しゃべりすぎ。批判的
- 第6チャクラ→夢と現実の区別がつかない、幻聴や幻想、考え過ぎ
- 第7チャクラ→周りが見えない、浮世離れ、スピリチュアルにのめり込む
このような事が言われているようです。
当塾からするとそれは別のチャクラの問題では? と思う物もありますが、やはり1つのチャクラが暴走した結果起きてしまう症状を懸念されている印象を受けます。
チャクラの開きすぎと言われる状態の原因
チャクラから良いものだけではなく悪いものも取り込んでしまう
チャクラを開いただけでは、通常、良いものも悪いものも区別なく取り込んでしまいます。
それを防ぐためには氣の通り道の循環を作り、周りの影響をダイレクトに受けないようにする事が必要になります。
上のイラストは氣の循環図です。
氣の循環は、足元、股間(ここに第1チャクラが位置しています)から入り、頭頂部(ここに第7チャクラが位置しています)へと向かって駆け巡り、抜けていきます。
氣の通り道の詰まりを除去した後に、第7チャクラの蓋を開ける事ではじめて『氣の循環』が始まります。
1つのチャクラが過剰に働きバランスを崩してしまう
- 氣の循環が出来ているので1か所に氣がとどまる事がない
- 氣の抜け道が確保出来ているので、体調を崩すほど内圧が上がらない
心身共に耐えられる状態ではないのに開いてしまい不調になる
「第6チャクラの開きすぎ」を例にとって考えてみます。
体の準備が出来ていない状態
チャクラを開いた結果不調になる箇所の多くは第6チャクラです。
上位のチャクラなので扱いが難しい上に、霊性を得られるという事で人氣があるからというのが原因と思われます。
チャクラは第2から第3、第3から第4と、下部から開発していかなければいけません。
第6チャクラを使うにはそれ相応のパワーが必要です。
どうしてもチャクラに目が行きますが、その強い氣やパワーを第6チャクラは氣の通り道を使って運ばれます。
第2→第3→第4→第5と進んで来る間に氣の通り道も成長して、第6チャクラが出すパワフルな氣にも耐えれるだけの耐久性を身に付けていきます。
そうなる事で、体に支障をきたす事なく第6チャクラを使えるようになります。
いきなり第6チャクラを無理矢理使おうとすると、全てにおいて許容範囲を超えてしまいます。氣力の強さ、氣の通り道の耐久性、第6チャクラの稼働率、全てがバラバラな状態です。
「第6チャクラに意識を集中すると周りの人にはない能力が使える」と氣が付いてしまうと、それを引き出そうと第6チャクラに無理矢理集中をかけることになります。
その状態はまるで、高速道路を原付で走っているかのようです。常にアクセルは全開。エンジンオイルがなくなろうが関係なく走り続けるとどうなるのでしょうか?
原付きは壊れますし、高速道路上に取り残された運転手も危険にさらされます。
このような状態が「第6チャクラの開きすぎ」と言われているようです。
心の準備が出来ていない状態
体の下準備が出来て第6チャクラを使おうとしても、心が使えるようになっていなければ危険です。
技術では使えるようになっているので、引き寄せが叶いやすくなるなどの効果も感じられるかもしれません。
ですが、上部のチャクラの本当の使い方を知るのは、精神です。徳の大切さや倫理を理解した上で使えなければ、年単位の時をかけて、没落していきます。
まとめ
氣の通り道の循環の確保という下準備をしていない事や、開発の順序が守られず、無理にチャクラを開こうとしたのがチャクラの開きすぎと言われる症状の原因と思われます。
大人になっていきなり、ひょんな事からチャクラの蓋が開いてしまった、もしくは元々開いているけれど正しい使い方が解らないという場合も同じような症状で苦しめられる事があります。
チャクラは「扉」ではないので自在に開閉が出来るものではありませんし、伸び縮みするというものでもありません。
そして技術で使えるようになっただけでは、幸せにはなりません。
本来なら生き生きと過ごす為のチャクラの開発で、このような不調をきたさないためにも正しい知識を身に着けていってほしいと思っています。
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