思った事が言えない、周囲の人が氣になって疲れてしまうといった相談をよく受けます。いわゆる「氣が弱い」という悩みです。
これは、第2チャクラで充分な氣のエネルギーを発生させられる事で、解決していけます。
今回の記事では、他とは違う「氣が弱い」を克服する方法を書いていきます。
氣が弱いとは?
氣が弱いとは
精選版日本国語大辞典によると「氣(気)が弱い」について
強く自分の気持を表わすことができない。また、情に負けやすい。⇔気が強い。
と説明されています。
「氣(気)が強い」が対義語ですが、その氣(気)が強いについては
強気(つよき)である。強情(ごうじょう)である。あつかましい。
という説明になっています。
私たち元氣楽塾は、氣が弱い状態を改善したい人が目指すのは「氣力が強い」状態と考えています。
「氣が強い」と、積極的で活発で元氣な反面、怒りっぽかったり攻撃的だったりします。氣のエネルギーを自分の元に留めておけないために、発散する方向性で使っているのが、こうなってしまう理由です。
「氣力が強い」とは、積極的で活発で元氣でありながら、少しの事では動じず、落ち着いた心を持っています。氣のエネルギーを行動力、思考力等の「力」に変換して使えるからです。
これは、氣という生命エネルギーを、力として使いこなせているかどうかの差です。
氣が弱い原因(物理)
氣という生命エネルギーが少ないと、元氣・やる氣が出ない上に、周囲の人にどう思われるのか氣になりやすい状態になります。
このような状態では、どうしても「氣が弱い」と言われる状態になります。
第2チャクラで多くの氣を発生させ、まず元氣になる事から始めると楽に改善していけます。
氣が弱い原因(内面)
自己認識が正しく出来ていないと、意識と無意識の不一致により心が不安定になりがちです。そのような状態では、つい人の顔色をうかがってしまいます。
自分はどういう人間かという事を認識さえしていれば、それだけでも自信が付いてくるものです。
氣が弱いのを物理的に克服する方法
生命エネルギーである「氣」の量が多ければ、氣が弱い状態ではなくなります。普段から氣の量が少なければ、基礎氣力が減っていきます。
氣の量を保ちつつ、氣が乗る器である器量を相応の大きさにしていけば、自分の氣に振り回される事もなくなります。
1.氣力の回復
休憩や睡眠をしっかりとる、美味しくて栄養のあるものを食べる、疲れやストレスを溜めないように心がける、という生活をしていくと氣力が回復しやすくなります。
体調が良く元氣な状態が続けば、前向きに考えたり行動が出来るようになります。
2.氣力の補充
元氣が貰えるような場に行ったり人に会ったりすると氣が補充出来ます。好きな音楽を聴いたり映画を観たりするのも良い方法です。
自然が一杯な場所で、ゆっくり深呼吸するのもお勧めです。
3.氣力を鍛える
体を鍛えるぐらいにしっかり運動をすれば、氣力が鍛えられます。体による氣の力=体力は、氣力の基本だからです。
4.氣力の生産
先に書いた1.~3.の方法でも氣の量が足りない場合は、氣が生産出来るようになるのが楽で確実な方法です。
エンパスと言われる氣力を多量に消費するタイプの人の場合は、生産しないと量が足りない場合が多いでしょう。
当塾で第2チャクラを開発し使えるようになると、自力で氣の生産が出来るようになります。
氣が弱い内面を克服する方法
まず氣が弱い自分を認識する事
自己否定をしてしまっては、心が不安定な状態になります。
氣が弱いという自分を否定せず、ダメだから変わるのではなく、変わった方が便利だから変わるくらいのつもりで取り組んでいってください。
何を克服したいか考える
氣が弱い悩みとして、よく相談されるのは
- 自分の意見を言えない
- 損な役回りをさせられる
- 嫌な事を断れない
- 氣を使って疲れる
といった事です。
氣が弱い自分が嫌なのではなく、このような目にあってしまうのが嫌なだけのはずです。
自己認識を正しく持つ
自分が嫌いだとか、自信がない原因の大きな1つが、自己認識をただしく持てない事です。
自分を大切にする事と、無理のない程度に自分の内面を落ち着いて観察する事で、自己認識が持てるようになってきます。
瞑想もお勧めです。
氣が弱いのを克服するチャクラ
物理的に克服するチャクラ
第2チャクラ
第2チャクラは、氣を発生させる場所です。物理的に氣の量が少ないために「氣が弱い」ので、量を増やして克服していきます。
第3チャクラ
第3チャクラまで使えるようになれば、氣の量としてはかなりのものです。量による安定感も出てきます。多くの人は、ここまで氣の量を発生させる事は出来ません。
氣は強い所から弱い所に流れる性質があります。多くの人よりも氣の量が多い=強い状態になっているので、周囲の人が氣になったり影響を受ける事もなくなります。
内面的に克服するチャクラ
第3チャクラ
物理的には氣の量が多くても、自分は弱いんだと思い込み続けていれば周囲に圧倒され続けます。
第3チャクラは自尊心を育む場所です。
人の基準ではなく、自ら進んで何かを行うようになるのもこのチャクラからです。自分の基準が出来れば軸が出来てブレる事がなくなってきます。
第4チャクラ
自分を大切にし、周囲を大切に出来れば、多くの人間関係は改善していきます。
それで改善されないばかりか却って良いように使われてしまうならば、その場の徳が低すぎると考えられます。なので出来るならば離れるようにしていったほうが良いです。
まとめ
氣が弱いのが、優しさに繋がる場合もあればそうでない事もあります。
その差は、今の自分の状況に満足出来ているかどうかです。満足できていなければ、弱い自分と強い周囲という二極で見てしまいます。
それがゼロサム思考に繋がります。
氣が弱い現状が辛いならば、抜け出す道を見つけて自分を労わってください。
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