ストレスとどう付き合うか、どう対処していくのかという問題は、日常生活を送る上で無視できません。
氣を物理的な物として扱う当塾では、ストレスによる不調も、氣の偏りやバランス、循環の乱れとして扱います。物理的に乱れているのでそれを直せば症状は改善していきます。
今回の記事では、ストレスにどう向き合っていけば良いのか、当塾でどのような方法で解決していっているのか書いていきます。
ストレスとは
ストレスとは何か?
外部からの刺激によって、悩みや緊張や疲労が生じた状態のことを指します。そして、ストレスを生んだ刺激をストレッサーもしくはストレス源と言います。
理想と現実の間で起こる全ての摩擦がストレスになります。
それが世間的にも本人にも、良いとされるような事でも悪いとされる事であっても、その全てがストレスの対象となります。
つまり、嫌な事が起こって「こんなはずでは…」とがっかりするのも、予想外に嬉しい事があって「やった!ついてる!」と喜ぶのもストレスという事になります。
人には心理ホメオスタシス(恒常性)という、自分の自我の維持機能が備わっています。そのため無意識下では現状維持を望んでしまう傾向があり、やりたい仕事への転職等の望んだ環境変化でもストレスを感じてしまいます。
ストレスが生じるとどうなるか?
心身的な反応
ストレスによって不安や緊張が続くと、心身ともに不調が生じてきます。
心身症という、自律神経失調症やホルモンバランスの乱れのような、心が原因の身体疾患として現れる場合もありますし、神経症やうつのような心の病に陥る事もあります。
このような状態の場合、氣が頭部にたまっている上に循環も確保されていないために苦しくなっている場合が非常に多いです。
氣の循環を確保して偏りをなくすと、簡単に改善していきます。
チャクラの反応
人によってストレスの圧力がかかる場所が違います。例えば
- 胸が苦しくなる、痛くなる場合は第4チャクラ、
- 眉間が重くなる、圧迫される感じなら第6チャクラ
- 喉に異物感を感じ、何か話そうとすると喉がギュッとつまる感じがするなら第5チャクラ
に圧力がかかっていると思われます。
自らが無意識にエネルギーを集中させることによって、過度な圧力をかけてしまっています。
そしてそのような状態が続くと、エネルギーが膨張し神経に触りはじめ、実際に痛みやその他の症状を誘発してしまいます。
チャクラを開発する事で、チャクラを使ってのストレス解消も出来ます、詳しくは下に書く「チャクラを使って出来るストレス対処法」を参照してください。
良いストレスと悪いストレス
ストレスがいつも悪いわけではありません。適度な緊張感は生きる張りになります。世間では悪い事と考えられている事も、捉え方一つでいい起爆剤になる事もあります。
心に決めた目標に向かって進んでいる時は、自然とストレスに強くなっています、そして、望まない壁や課題でも。乗り越えると器量が大きくなり、人生が充実したり生きやすくもなります。
ストレスが特に悪い影響を及ぼす原因として、ストレスの負荷を自覚出来ていない状態があげられます。
一度に大きなストレスがかかる場合は「駄目!無理だ!」とすぐにわかります。
ですが、積み重ねて大きくなるストレスの場合は少しずつ無理な状態に慣れていくので、自分の状況を正確に把握できなくなってしまいます。
この場合、氣がついた時には心身ともに症状が悪化しているという状態になりがちです。
ストレスの種類
対応による分類
頑張る必要があるために発生するストレス
ノルマを達成しなければいけないなど、やらなければいけない事を頑張り過ぎて起きるストレス。
氣力(=氣の量)が足りていないにもかかわらず、無理にやりこなそうとすると、ノルアドレナリンやアドレナリンを過剰に分泌させる必要があります。
そのような状態が続くと、血圧が高くなり心筋梗塞などへのリスクが高まる他、分泌量が足りなくなり急にやる氣が出なくなり動けなくなる場合もあります。
我慢する必要があるために発生するストレス
自分の器量や、発散できる量以上に嫌な事を我慢しているとストレスホルモンであるコルチゾールを多く分泌させてしまいます。
この類のストレスは慢性化してしまう物が多く、脳の海馬への悪影響も懸念されています。
ストレッサーによる分類
生理的、心理的ストレスが内面的ストレス、物理的、科学的ストレスが外面的ストレスとなります。
生理的ストレス
空腹、疲労、睡眠不足、痛み、麻痺、感染症など、体への影響を与えるもの。
心理的ストレス
主に人芸関係、家庭環境、仕事や学校で起きる。
生活に関わる、不幸、経済的不安、失業、転居、進学、子育て、長時間労働、過密スケジュール等
物理的ストレス
寒さ、暑さ、騒音、振動、混雑等、外界から受けるもの。
科学的ストレス
薬品、シックハウス、タバコ、お酒、コーヒー、食品添加物等から体が受ける影響。
時間による分類
急性ストレス
急性ストレスは、突然予期せぬ悪い事が起こった時に起きる反応で、4週間以内に症状が治まるものを指します。
当塾の施術では
急性の場合、ダメージが表面的であることが多いので、施術時に氣の循環を強くすることで抜き出すようにしています。
ストレスがかかっている場所から直接抜き出す場合と、頭頂部(第7チャクラ)から抜き出す場合とがあり、比較的強いダメージの場合は直接そこから、そして、弱い場合は頭から抜き出すことが多いです。
カウンセリング面では
まず、何があなたをそうさせたのかを詳しくお話してもらいます。
お話をするだけでも、
ここで重要なのは、事実と一緒にある感情は忘れると言う事です。
たいていの場合、この切り離しができないので、同じような場面に出くわすと、以前と同じ状態を再現してしまいます。さらに、その時の体調や精神状態が悪ければ、以前よりもひどいダメージを受けることもあります。
そうならないためには、「自分へ意識を向ける」ことが大切です。意識が対象に向いていると、
「どうすれば、その場面を避ける事ができたのか?」
「例えばまた同じ様な場面に出くわした時、どう対応するのが一番いいか?」
というような方向で考えられると、そこに余計な感情はついてこなくなります。
急性である場合は、ダメージを受けた時間が短いので、比較的容易に事実と感情を分離する事ができます
思考の方向転換をうながすように、カウンセリングでの質疑応答を繰り返していきます。
慢性ストレス
慢性ストレスとは、ストレス状態が長期間続き、徐々に心身の不調が酷くなっていく状態を指します。
当塾の施術では、
慢性の場合ダメージが蓄積していますので、やはり時間をかけて対応しなければなりません。
急性のように原因が単純なものではなく、複雑化しています。ですので、もつれた糸をほどくように一つ一つ引き離していきます。
精神的にも参っている事が予想されますので、最初に氣力の補給を重点的に進めていきます。
まずは、元氣を取り戻す必要がありますので、呼吸法の練習に時間をかけて、自分でしっかりと氣力を回復する方法を身に付けてもらいます。
同時に、ある程度のストレスの自己排出する練習もしていきます。施術時には毎回溜まるストレスをできるだけ抜き出していきます。
カウンセリングでは、
急性の時と同様に、何があったのかを話してもらう所から始まります。
ただ、急性とは違い状況が複雑ですので、何回も同じ話が出てくる場合があります。
そうなるのは、それだけその事に固執する何かがあるという事なので、氣が済むまでお話してもらいます。
お話を聞く事で、その人の思考パターンや、行動パターンが見えてきます。
その中で、改善できそうな所からアドバイスや提案をしながら反応をみます。その時に、乗り氣であるのか、そうでないかを見極めて、そのまま話を進めていくか、また別の角度からのアプローチをするかを決めていきます。
出来る事が増えてくると自信がついてきます。そのようにして一つ一つ問題をクリアーしていき、絡まった糸のような状況がほけるようにしていきます。
あくまでも、自分の力で物事を動かせるようにすることが目的ですので、私が具体的に行動することは一切しません。
ストレス対処法
ストレスとストレスの限界について、コーヒーとコーヒーカップを例にとります。注がれているコーヒーがストレスで、コーヒーカップが心の器(器量)です。
コーヒーがカップ一杯になるまで注がれてこぼれてしまう状態を、ストレスが限界を超えてしまったと考えます。
こぼれるまで注がれなくても、カップ一杯にコーヒーが満ちてしまうと、軽い衝撃が加わっただけで、簡単にコーヒーはこぼれてしまいます。いわゆる「いっぱいいっぱい」な状態です。
ここでコーヒーとカップに例えられるように、ストレスと器を物理的な物として対応し、ストレスが限界を超えてあふれないように対処していく方法があります。
その具体的なものとして
- コーヒーが注がれない場所にカップを移動させる(ストレスから離れる、遠ざかる)
- カップの角度を変えて注がれないようにする(物事へのとらえ方を変える)
- カップを注がれているポットよりも高い位置に持って行く(氣力を強くする)
- カップを大きな物に変える(器量を大きくする)
- カップの底に穴を空ける、カップの中身を捨てる(ストレスを吐く、解消する)
の、5つが考えられます。
この5つのストレスへの対処法を、当塾での考え方を交えて解説していきます。
1.ストレスから離れる、遠ざかる
ストレスの元凶から
「物理的に距離を置く」
と言うのが一番簡単で効果がある方法です。
距離を置ける状況であれば、まずこの方法を採るのが一番有効でしょう。
当塾での方法
現在の仕事がストレスだった場合、「転職と言う選択肢もある」と言う所から伝えていきます。
当塾でのカウンセリングやレッスンが進んで行くと、氣力が強化され、それと同時に考え方の幅も広がってきます。
最初は「転職なんて無理だ」と思っていた生徒さんも、仕事への考え方や捉え方が変わっていき、このまま我慢するのか何か行動を起こすのかを考えていくようになってきます。
強化された氣力は行動力や実行力につながるために、考えた選択肢が実現出来るようになるからです。
そうして転職を決意したならば、
どの様に今の会社を辞めるのか?を考え、それと同時に、次の仕事探しを始めます。
そうなると、思考の方向性は一氣に変わります。
ストレスで悩むよりも、次をどうするか、どうしたら良くなるかという未来展望を中心に考えるようになるからです。
物事へのとらえ方を変える
これまでの自分の物事への認識や考え方、捉え方によって、ストレスのダメージは変わってきます。
思考や目線、考え方や捉え方と言うのは、長い年月をかけてその人の物となっていますので、それを変えろと言われてもなかなか変えることはできません。
上の記事にも書いたように、極端に悲しかったり辛かったりという感情に思考の偏りのヒントがある場合もあるので、自分の心の動きに氣を付けて生活していくのも1つの方法です。
人に相談してみる、本を読んで自分とは違う考え方を知る、という行動も氣付きのきっかけになります。
当塾での方法
当塾のレッスンでは、カウンセリングを念入りに行い、日々の暮らしの中で起こる「氣付き」によって思考や視点を変えるきっかけを大切にしています。
また、目の前にあるストレスの元(困難)は、離れるべきものなのか、乗り越えるべきものかを一緒に読み解いていきます。
人は成長するために、目に前に乗り越えるべき壁(課題)が用意されています。困難を乗り越えるだけが課題ではありません。そこから離れる事が課題になっている場合も意外と多いものです。
見分けるコツがつかめれば、どういう方向性で目の前の困難に対応すれば良いのか見えてきます、ですが、最初は分かりにくいものなので、判断のお手伝いをします。
目の前のストレス全てを「壁だ、課題だ」と捉えるのも健全な思考ではありませんので、その偏りにも注意していきます。
3.氣力を強くする
上の記事にもあるように物理的に氣の量が増えただけで事態は改善の方向へと進んでいきます。
よく休んで氣力を補充し前向きに物事に取り組めている状態になるだけでも、悪い影響を受けにくくなります。
当塾での方法
当塾でのレッスンは、氣力の強化と共にチャクラの加工を行います。
氣力を強化していくと、物事のとらえ方が変わり、器量が大きくなり、ストレス源から離れる勇氣や行動力が出てきます。今回は、それとは別の一面をご紹介します。
「求める答えは、今の対極にある」という考え方があります。
ストレスを例にすると、
「自分がストレスを受けないようにするには、自分がストレスを与える側になればいい」
といった考え方です。
誤解がないように言い換えると、
「影響を受ける側ではなく、与える側になれ」と言う事になります。
氣力が強化されると、自然と周囲はその人を尊重し、注目するようになってきます。いわゆる「一目置かれる」状態になるわけです。
そんな中での言動はいつもより注目されますし、言動自体にもパワーが伴うので周囲はそれに動かされるようになります。
そのようにして物事の両極を考えられるようになると、思考の幅が広がります。
思考の幅が広がると、視野が広がります。
視野が広がると氣付きが増えていきます。
氣付きが殖えると、これまで見えなかったモノが見えるようになります。
それは、他人の事でも、自分の事でも、あらゆる場面で現れます。
この様に、意識を向ける方向を変えることによって、可能性は広がりを見せます。
どこを見るかによってその人の幅は変わります。
マーケティング方面の有名な話で、「裸足の国で靴を売る」というものがあります。
とある国に靴を売るために、2人の社員A.B.が派遣されました。
派遣された国で誰も靴を履いていない様子を見て、それぞれの社員が会社に報告の電話をかけました。
社員A:「ダメです。この国では誰も靴を履いていません」
社員B;「チャンスです! この国では誰も靴を履いていません!」
と、同じ状況を見たのにもかかわらず真逆の反応だったという話です。
社員Aと社員Bの判断のどちらが正しかったのかは、その時々で違います。ですが、社員Bの着眼点のほうが、選択肢が多く可能性が広がっているのはたしかです。
行き当たりばったりだったり感情にのまれる日々よりも、目標に向かっていく人生の方が理想ですが、実行は難しいものです。
- 「本当に自分を変える」「なりたい自分になる」という意思を持つ
- その意思を行動に移し現象化させていく
ためにも氣力が必要になります。
そうして、自分で人生を切り開く力を手に入れ、変化を待つのではなく自分から変わっていくようになってくると、意図せずともストレスを周囲から受けなくなっていきます。
4.器量を大きくする
器量とは心の器の大きさです。
器であるカップが大きければ大きいほど、多くのストレスに対処出来ます。
通常では、器量は生きて行く上で与えられる課題をクリアしたり、修羅場を乗り越える事で大きくなります。
当塾での方法
当塾での器量を大きくする方法は、氣の量を多くする(=氣力の強化)事で、氣が乗る器(=器量)を大きくしていくというものです。
まず、自分に内包できる氣の量と質を鍛え良くしていく事によって氣力を強く大きく、より質の高い物へ変えていきます。
その過程で、「氣付き」が自然とが増えてきます。
以前なら、ただ嫌だとしか思えなかった物事に対しても
「なぜ…?」
「そう言うことか!」
「もしも…の場合どうするべきか?」
などと言った感じに思考の方向性が変わってきます。
そして、その「氣付き」の中にはストレスの対処法であったり、次に現れる課題や壁を越えるヒントがあります。
この様な行程の繰り返しが器量を否が応でも育ててくれます。
5.ストレスを吐く、解消する
些細なストレスは、その都度発散するよりも見過ごす事が多いと思います。
そうやって、小さなストレスが積み重なり、氣がつけばかなりの量が溜まっている事になります。
人間の器、器量の大きさは人それぞれであり、ストレスが限界値は器量の大きさと関係しています。
ストレスが心の器に溜まると、些細な事で感情が乱れたり情緒不安定になったりします。
好きな事に没頭する、自然が豊かで氣持ちのいい場所に出掛ける等、人によって色々な解消法があります。精神がちょっと不安定かな、と氣になるようでしたら、特に氣を付けてストレス解消を心かけください。
当塾での方法
ストレスが溜まるところは、心の器です。
そして、心の器は第4チャクラに内包されている魂の一部と考えて下さい。
当塾では第2から第7まで、それぞれのチャクラを順に開発していきます。
それと同時に、それぞれのチャクラに適応した呼吸法を指導し、身につけてもらっています。
氣分が悪い時に、魂、心の器が内包されている第4チャクラから直接吐き出す事ができます。
その他にも、第7チャクラから抜き出す呼吸法を使って排出も出来ます。
さらに、第4に溜まったストレスを第2に落としてエネルギーに変換するという方法もあります。
つまり、何処でも手軽に行なえる呼吸法でストレスが吐けるという事になります。
また、当塾で一番初めに行う、氣の通り道の詰まりを取りのぞいて循環を確保するという施術で、常に氣が滞りなく流れているという状態になります。
これはコーヒーカップの底に穴が開いているのと同じような状態です。氣力が強くなると、穴もどんどん大きくなり、嫌な事を引きずりにくくなってきます。
チャクラを使って出来るストレス対処法
当塾では、チャクラの加工・開発を行っています。チャクラを正しく使えるようになると以下のような働きでストレスに対処出来ます。(使用する時にはチャクラを回す呼吸法を行います)
第1・2チャクラ
第1チャクラで氣の元となるエネルギーを収集し、第2チャクラで人が使える「氣」に加工します。
氣力とは、使える氣の量の事なので、第2チャクラで氣を多く発生させると氣力が強くなります。氣力が強くなるとストレスに対抗できる力が湧いてきます。
第3チャクラ
ストレスによって、嫌な感情が湧いて来た時に、それとは逆の感情が湧いてきて打ち消し、中和してくれます。
第4チャクラ
ストレスによって心にダメージを受けた時、第4チャクラから直接そのダメージを排出します。
ダメージを第2チャクラに落とし込むと、そのダメージをエネルギーに変えて自分の活力に出来ます。
第5チャクラ
第5から直接氣を出すと、言いたい事が言えない氣持ちがスッキリします。
第6・7チャクラ
何故このようなストレスを受けているのかという理由が分かります。又、その原因に対する対処法が分かります。
ストレスが限界を超えそうな時は?
ストレスに対処しきれずに限界がきて病氣になる事もあります。
対処しきれずに限界を越えてしまう人の多くは、いわゆる真面目で責任感の強い人です。
「人に迷惑かけてはいけない!」
「休んではいけない!」
「人の文句を言ってはいけない!」
「一度入った会社は辞めてはいけない!」
「みんなも無理しているし自分だけ楽はできない!」
などと真面目な性格が溜め込む方向へと向かわせてしまいます。
そして精神的に追い詰められていくと、どんどん苦しい選択をしていきます。その様子を傍から見ると、逃げ道を自身で塞いでいるようにさえ見えてしまう程です。。
自責の念が強く、駄目な自分を受け入れられないがために、このような考えになっている場合は注意が必要です。限界が来る前に、愚痴を吐き出したり、適度に休めれば良いのですが、このように自分を追い込んでしまう場合はそのような発想には中々なれません。
無理なストレスを我慢し続けると、怒りや悲しみといった負の感情が溜まってきます。そのような氣は、隠しているつもりでも意外と周囲に漏れています。たとえ明るく氣丈に振舞っていたとしてもです。
「どうして自分ばかりこんな目に…!」と怒りを抱えながら生きているとその氣は周りに伝わります。
その度合いが強くなると、周囲の人はその氣を感じ取り、
「悪い人ではないのだけれど、見ているだけでイライラする」とか、
「会話をするとなんか責められている感じがして嫌だ」とか、そのような印象を持ってしまいます。
そうなると、低姿勢に頑張っていても、周囲はなんとなくあなたを避けたり冷たい態度をとったりしてしまいます。
又、自分さえ我慢すればいいという考え方では、
「自分は大切にされる価値がありません」という 氣 を周囲に発してしまいます。
そのような氣を発する人は、嫌な仕事や用事を押し付けてもいいと思われますし、それに対して怒っても聞き入れてもらえません。
人からの頼まれごとを断れない場合、他人の人生の課題さえ引き受けてしまう場合があります。
悪氣のある/なしに関係なく、人の成長する機会を奪う事になるからです。
つまり、ストレスを必要以上に我慢すると、悪循環にはまったり、逆に周囲にストレスを与えてしまう結果にもつながるという事です。
あなた自身は苦しむ必要がなく、大切にされるべき人なのに、溜まった辛い氣によってそういう方向へ進んでしまいます。
自分を責めてしまう癖がある人は、いっそのこと
「全ての事をこなせるほど自分は万能なのだろうか?」
「全責任をとれるほど立派な人間なのだろうか?」
という方向性で考え直してみると、冷静に状況を判断出来るかもしれません。
ストレスでつぶれてしまいかねない状況でこの記事を読んでくれているという事は、今の状況から離れたほうが良い、つまり
自分を一番大切にしなさい
という上からのお知らせを、この記事を通して受け取っているのかもしれません。(自分を大切にするという事は、自分勝手になる事ではありませんし、人を犠牲にする事でもありません)
「無理だ」「出来るわけがない」という考えを一旦保留して抜け出す方法を本氣で考えてみてください。
繰り返し言います。
抜け出す方法を、真剣に、本氣で 考えてみてください。
まとめ
ストレスの捉え方によって、成長の糧となる事もあれば、ただ嫌な物にしかならない場合もあります。成長したいからといって、辛い事すべてを抱え込んでもつぶれてしまいます。
まず今あなたを取り巻くストレス源が、乗り越えるべきものなのか、離れるべきものなのかの判断をしてください。(ストレス源から離れる事が困難で、それが人生の課題になっている場合も結構あります)
感情にのまれずに視野を広く持ち、自分を犠牲にするという考えは捨てて対処していきましょう。
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