この記事では、瞑想の発達段階での第2チャクラの段階の瞑想を説明しています。
瞑想の発達段階とは?
いきなり瞑想に取り組んでも、上手く出来ない事が多いものです。
逆に、いきなり自分の許容量よりも深い所に入ってしまい、いわゆる「魔境」に入ってしまったり、冷めずにフワフワした状態が何日も続く場合があります。
それらを避ける為には、順を追って瞑想を練習していく必要があります。
瞑想が出来る事の条件として、練習をして技術やコツを身に付ける以外にも、相応の精神性の高さが必要になります。
嫌な事があればすぐに人のせいにしたり、物にやつあたりするような人がいたとします。
極端な例ではありますが、公共ギャンブルに負けた腹いせに、そこら辺の自転車や植木鉢を蹴って憂さ晴らしをしているような人が、いきなり第7チャクラの瞑想をして悟りを開けるかと言えば、無理な事は想像していただけると思います。
徳とカルマの理論の中心であるチャクラの発達の段階を踏む事で、精神性をも無理なく段階を踏んで高めていけます。
第2→3→4→5→6→7チャクラ、という順を追ってそのチャクラに対応する瞑想をクリアしていく事で、技術と精神性をの両方を高め、無理なく安全に深い瞑想へ到達してもらおうというのが、瞑想の発達段階の手順です。
第2チャクラの瞑想
目的
第2チャクラでの瞑想は、瞑想への準備を整える事が目的です。
ここでは瞑想に取り組む為の、必要最低限のレベルでの集中力を身に付けていきます。瞑想という行動自体に慣れる為の場所です。落ち着くという状態を知ることも大切です。
なので、何もしない状態でただ座る事と、それを習慣付ける事が、この段階の瞑想の目的です。
簡単な事と思われるかもしれませんが、習慣化させるのはかなり大変です。ある程度の時間を決めて、1日1度は瞑想する癖を付ける事で、第2チャクラの瞑想はクリア出来たといっても過言ではありません。
効果
- 基礎的な集中力が身に付く
- 落ち着く状態とはどのような物かを知る事が出来る
- 落ち着く事で、心の波が立っている時の不健全さに氣がつく事が出来る
やり方
1.椅子でも床でも、座りやすい場所で楽な姿勢をとります。背筋を伸ばした方が適度な緊張感があり瞑想に集中しやすくなります。
2.その状態で、おとなしく静かに目をつむります。
3.呼吸を意識します。呼吸法は何でもかまいません。鼻からでも口からでもやりやすい方法で行ってください。氣を付ける点は、ゆっくり、大きく、やさしい呼吸をする、それだけです。
4.呼吸に集中し続けます。吸う時は5秒くらい、はく時は5~8秒くらいを目途にします。氣持ちが落ち着くまで、吸う時とはく時の秒数を数え続けると良いかもしれません。
5.最初は1分から始め、徐々に時間を延ばし、最終的に5分まで挑戦してください。
雑念が湧いてきた時は、その都度集中し直してください。その時は意図的に吸う呼吸を1度だけ強くします。そうすれば刺激によって、意識が呼吸に向きます。
何処かがムズムズする、かゆい、痛い等の場合は、無理せずに状態を整えてから、再び瞑想に戻ってください。
取り組むべき課題
落ち着く事を目標にします。まずは、同じ場所で動かずに座る事に慣れる事です。そして座れる時間を延ばしていきます。
日常では、堅実で常識的な人生観を大切にし、自分の体をを大切にする事を心掛けてください。
温かさにあふれた映画等の作品に触れ、その氣持ちのまま瞑想をやってみてください。
基本的な落ち着きを体験する事で、感情により行動が簡単に左右される、快楽の優先度が高く浪費も厭わない、というような行き当たりばったりな生活は不健全であるという事に氣づいて離れるようにしてください。
注意点
最初から5分の瞑想にチャレンジすると、挫折しやすく長続き出来ないので、1分から始めて徐々に時間を延ばしていってください。
何度も瞑想をやっていくうちに雑念が湧くスピードや強さが弱まってきます。なので、雑念が湧いてしまう事を氣にしないでください。雑念は必ず湧いてくるものだ、程度に思ってください。
(雑念が湧かないレベルのものは、第4チャクラの瞑想あたりから体験していけます)
ただ座るだけで良いので、氣負わずに無理のない、リラックスできる姿勢で取り組んでください。
まとめ
忙しい日々の中で落ち着く時間をとり、瞑想に取り組む意思を持てただけで大きな意味があります。自分への贅沢な時間をとる事は、自分を大切にする手段の1つだと知って下さい。
ここでしっかりと落ち着く事に慣れると、瞑想に限らず、仕事や用事等を慌てず落ち着いて取り組むコツが分かってきます。
ここで持続力を付ける事で。根氣や、忍耐力の下支えにもなります。
変性意識状態という雑念が湧かない瞑想状態を体験していただけます。
この体験で、瞑想の1つのゴールを実際に知る事が出来ます。
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