失敗は成功のもとと言います。
失敗すれば、その原因を見つけ、反省し方法や欠点を改めるので、その後の成功につながるというのがその理由です。
ですが、失敗を反省し過ぎるあまりに自分を責めてしまえば、かえった失敗を繰り返す原因にもなります。
今回の記事では、自責が失敗を繰り返す原因になる理由について書いていきます。
自責が良くない理由
自責と言えば、反省する正しい姿勢に思われるかもしれません。ですが、実は自己中心的な考えに繋がります。
自責の念にかられるといえば、この思考が良い方向ではないと理解してもらえるのではないでしょうか?
自己批判、自己否定をする事が中心で、原因は追究できても解決法まで辿りつかないか、ついたとしても時間がかかります。
自分を責める事にエネルギーを使っているので、その分解決の為に使う氣力も少なくなってしまいます。
だからと言って、他責をすれば良いわけではありません。
人のせいにした時点で、自力で解決出来るはずの問題さえも本人の手から離れます。そうなれば、(まぐれを除いた)成功からも遠のきます。
自責・他責問わず、責めるのではなく、情報を集めたり事実を検証する事が大切になります。
自責が失敗を繰り返す原因になる理由
マサチューセッツ工科大学の研究では、自らを罰すると次に失敗する確率が上がるという結果が出ています。
サルを使った実験があります。
サルに、コンピューターの画面で2種類の画像を交互に見せ、タスクを行わせました。画像により行動が決められ、正解すれば褒美が与えられるというものです。
サルは試行錯誤することで、どちらの絵でどの行動をとれば報酬を得られるのか習得していきました。その結果、成功した場合と失敗した場合にサルの脳には以下の変化がありました。
成功した時:サルの脳内に「今の行動は正しかった」と伝える信号が長く残りました。そして神経細胞による情報処理がより正確に行われ、次も正しい行動をとる確率が上がりました。
失敗した時:次回の成功率の高さに繋がることはありませんでした。
そして、責める事が成功には繋がりません。
失敗したという事は分かるけれど、次にどうすれば良いのか、どうすれば成功するのかを見つけることには意識が向きにくいからです。
逆に、自信をなくしたり、緊張や萎縮をした結果、また失敗してしまう可能性が高くなります。
もしくは、チャレンジそのものをやめてしまうかもしれません。
失敗はただの情報と捉える
何か物事に挑戦している時の失敗は、実は失敗ではありません。
このようにすれば上手くいかない、等の情報の1つとして捉えます。そうすれば、トライアンドエラーの繰り返しで、失敗しない為の、成功する為の情報がどんどん増えていく事になります。
そして、個人的な失敗ならば周囲の人はほとんど氣にもとめません。(もし氣に止めている人がいるならば、あなたのFanと思っても差し支えないくらいです)
失敗を知られても、恥ずかしいと感じているのは本人くらいなもので、周囲は「良くある事」程度の認識なのは多いです。
迷惑をかけられたわけでもないのに、失敗を大騒ぎしたり繰り返し責めたりするのは、それによってあなたをコントロールしようとしている可能性が高いです。
徳の低い場所ではあり得る事なので、徳を貯めてそのような場所や人から離れられるようにしていきましょう。
成功へ繋がるための氣力の強化
やる氣が出る
氣という生命エネルギーを体内に増やし、やる氣や行動力が身に付きます。
呼吸法で氣を補充出来るので、時間や状況が許す限り、努力のし放題になれます。
努力や氣力は有限で、ここぞという時にとっておくものとも言われます。その氣力が湧き放題になるので成功へのチャンスは断然多くなります。
失敗に対しクヨクヨしなくなる
氣を循環させるので、氣が一か所、特に頭部に溜まりっぱなしになる事がありません。
クヨクヨ悩んだり、同じ事をグルグルと考え続けてしまうのは、頭部に氣が昇りそのままになっている事が1つの要因です。溜まった氣が圧迫し、考え過ぎたための頭痛にもなります。
第4チャクラを開き使えるようになれば、そこから直接辛い氣を排出する事が出来ます。
グラウンディング力も付くので、物事を正面から対処していく力にもなります。
感情の安定により成功率が上がる
氣の基本的な使い方を身につけるのは、第3チャクラです。ここが使えるようになれば、感情の基本的なコントロールや、管理法が身に付きます。
感情が落ち着いてくれば、落ち着いて対応出来るので成功率も上がります。又、第3チャクラは人のせいにも自分のせいにもしない考えが身に付くので、失敗してもそれを情報として活かせるようになります。
まとめ
多くの人が、それぞれの役割の場所で成功し、徳が循環され天の運行が捗るのが、私たち元氣楽塾の願いです。
成功を妬んだり、失敗を笑うような世界観に生きているならば、そこから離れてみませんか?氣力を強くし、徳を高くしていく事で、そのような世界から離れていけます。
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