氣に携わる仕事をしていると、プライベートでも、時折「もらいやすい人」からの相談を受ける事があります。
もらいやすいとは、他人から良くない「氣」を受け取りやすい人の事を指します。
そして、そのような人から「何故もらってしまうのか?」「どうしたらもらわずに済むのか?」という事をよく聞かれます。
特に美容師さんやマッサージ師さんのような、人に直接触れるようなお仕事をされている方がそのような悩みを持ちやすいようです。
今回の記事では、悪い氣をもらう原因や、もらわない方法を書いていきます。
邪氣とは
一般的には、素直でない人の性質を指したり、病氣の元になる氣の事を指します。それに加え、溜まった疲れやストレス、心身の不調、精神的なショック等を抱えている人が持つ辛い氣も含みます。
そのような氣を人からもらってしまうと、疲れたり、精神的にダメージを受けてしまいます。
邪氣を受け取ってしまう理由
もらってしまう時は、やり取りが相手ベースになっています。それは相手主導の場合もありますし、こちらから相手に合わせているパターンもあります。
1.氣力が弱い
氣力とは、体内を循環する氣の量です。使える氣の量が多いほど氣力が強くなります。
氣は、強い所から弱い所へ流れる性質があります。氣が流れると流れ込んだ側は影響を受けます。
氣力に満ちて元氣な人と、元氣がなくおとなしい人がいた場合、周囲はどちらの人から影響を受けやすいか想像すると、おわかりいただけるのではないでしょうか。
大抵は元氣な人の作る空氣に引っ張られます。強制的に波長を合わせられてしまう状態です。氣力が弱いほど、他の人から氣が流れてきて影響を受けやすくなり、「もらいやすく」なります。
2.感受性が強い
感受性が強い人は、感覚(思考)型かもしれません。(行動型で感覚を持つ人の可能性もあります)
感覚(思考)型の人は氣力が弱い場合が多いので、「もらいやすい」可能性が高くなります。
行動型で感覚を持つ人の場合は、(本人は意識していなくても)相手に波長を合わせて、もらいに行ってしまいます。
悪い氣を受け取ったとしても、それに氣が付かなければそれほどダメージは受けません。
ですが、感受性が強いと不調に氣が付いてしまうため、氣にしてしまいます。氣にすると、よけいに辛さを感じてしまいます。そうなると、そのような氣が外に流れていくのをとどまらせてしまいがちです。
3.相手を思いやる氣持ち
相手を思いやると、相手の辛い氣持ちに同調してしまいます。波長を合わせるとも言えます。思いやるという事は、相手の状態が良くないから同情しているという場合が多いものです。
なので、相手の負の影響を受けやすくなってしまいます。
共感能力(エンパシー能力)が高いと、さらに悪い影響を受けやすくなります。
邪氣を受け取らない方法
原因と距離を置く
邪氣をもらう原因が分かっていて、距離を置けるのでしたら、そうするのが一番確実で手っ取り早い方法です。
淡々と対応する
冷たい、そんな事は出来ない、もしくは助けて(癒して)あげたいのに、と思うかもしれません。
ですが、相手に同情したり思いやりを持つ事で、悪い影響を受け取ります。そして、それが辛いのなら淡々と対応するしかありません。
本氣で他の人を助けたり、癒してあげたいと思うのでしたら、強くならなくてはいけません。
強くなる
強くなるとは、氣の量を増やし氣力を強化する事です。
生命エネルギーである「氣」を体内に増やす事で、氣力が強化されます。氣を目減りさせない事に氣を付けて、積極的に前向きに行動していくだけでも、氣力は少しずつでも強化されていきます。
消費されて少なくなった氣を増やすには、回復、補充、生産、の3つの方法があります。
氣の回復
美味しくて体に良いものを食べる、睡眠をしっかりとる等、疲れをとると氣力が回復します。ストレスを溜めないようにしたり、体のコリをほぐすのも効果的です。
氣の供給
体調が良いと、第1チャクラでエネルギーの元になる精を吸い取り、氣が供給されやすくなります。ゆっくりとした深呼吸を2~3分くらいするのもお勧めです。
元氣をもらえるような場所に行ったり、そのような人と会っても「氣」が供給されます。
氣の生産
回復や供給だけでは消費に追いつかない場合は、「氣」を生産します。
第2チャクラを開発すると、氣が生産されます。
まとめ
氣力が強化されれば、邪氣を受け取りにくくなります。氣の循環が確保されれば、受け取ったとしても外に流しやすくなるので楽になります。
元氣で楽になる為には、是非強くなっていただきたいと思っています。
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