自分が嫌いな状態では、生きるのが辛くなります。
そして自分が嫌いなのは、あまりにも単純な勘違いが原因です。
今回の記事では、自分が嫌いになる原因について書いていきます。
自分が嫌いな原因とは
結論を書きます。
あなたがあなた自身を知らないから嫌いなのです。
さらに書きます。
あなたが、自分でない偽の自分を理想にしたり、他から押し付けられた自分を自分として認識しているから好きになれないという事です。
つまり、
自分ではない自分を、自分自身と勘違いして認識しているから、自分が嫌いというわけです。
自分が嫌いな人の特徴
嫌いなものと24時間365日ずっと居るわけなので、攻撃のエネルギーが出ます。その攻撃エネルギーが外部に出れば怒りや他責という形をとり、内部に向けば悲しみや自責として表れます。
そして、どちらかに偏りがちながらも、場所や状況に応じて両方共が出るのが普通です。(例:職場では自責だけれど、家に帰れば他責になる等)
そして、以下の特徴が出やすくなります。
自分への評価
自信がなく、自分を責める
自己批判、自己否定をする氣持ちを強く持ちます。過剰に反省するといった感じです。
何が起きても、自分が悪いから、自分のせいだからと自責をしますが、有効な解決方法を見出せない場合が多いです。
何故ならば、起こった問題の本質を見抜けていないからです。
選民意識が高く、人を責める
何かがあれば人のせい、自分が悪いと認めても環境のせいにします。自分は頭が良くて優れている、周りの人と自分は違う、自分の凄さがわからないのは周りのレベルが低いからだと、語り続けます。
ですが、人を責める怒りは本当は自分自身への怒りでもあります。あまりの怒りに、認める事も受け入れる事も出来ないという、悲しい状態です。
人への評価(自分と人との比較)
褒めまくる
あの人はこんな所が凄い、この人はこの部分が尊敬出来る等、色んな人を褒めます。
ですが、その褒めている内容が、全くの的外れか、あくまでも表面的な部分を見ているだけです。
自分で自分を把握出来ている割合の7割程度、人についても把握出来ます。つまり、自分自身を理解出来る程に他の人をも理解出来るという事です。
なので、自分の良さすら分かっていないのだから、人の良さが分かるわけがないのでこうなります。
悪口が多い
自分の価値を見出す為に、人の悪口を言います、優越感を感じたいためです。
ですが、人に依存した自分の価値は不安定なものです。その不安を解消しようと思い、さらに悪口を言い続けます。自慢話とセットになっている場合も多いです。
努力について
追い立てられるように努力する
マズローの欲求5段階説の図です。
自分を認めてほしい、自分で自分を認めたいという承認欲求は、欠乏欲求です。
足りないから求めているので、飢餓感が強くなっています。不安からの努力であり、報われない時の絶望感は酷く強いものになります。
向上心がない
自分は何をやっても駄目だから、何もしないでおこうと怠惰になります。
だからと言って、自由を楽しんでいるわけではなく、この状況さえも人のせいにします。(社会が悪い、親が悪い等)
何か立派そうな目標を掲げつつ、「いつまでたっても準備期間」のまま怠惰を続ける場合もよくあります。必死に勉強しないと受からない試験を、そこそこの勉強をしながら何年も落ち続けるのもそれにあたるのかもしれません。
人付き合い
1人が好きでパーソナルスペースが広い
人に嫌われない様に氣を使うのに疲れる、人は自分といても迷惑かもしれない等、そのような氣持ちで1人で居たいと思います。
1人だとそのような心配がなく、実際に氣楽なので1人でいるのが好きになります。
1人が嫌いで馴れ馴れしい
人に嫌われていない証明として、人と居続ける事を望みます。
そのような人の特徴は、1人が好きな人や単独で行動する人を非難する事です。「人の繋がりを大切にしない」「自分勝手」「思いやりがない」「人に嫌われているから1人なのだろう」等です。
許しや器量について
自分を許せない
自分のこんな部分が嫌いなんだ、ここが許せない等、何かがあると自分を責めます。
自分を責め続けるのは、悲劇のヒロインに自身を仕立てているのと同じような事です。なので自己陶酔に近いような状態にもなります。
たまにはそうやって自分を甘やかすのも良いのですが、常にやり続けると、認知が歪んでしまいます。
人を許せない
人の弱さからくる言動でも、それが自分への攻撃でないのにもかかわらず許せないようです。
自分を許せない人は人も許せません。自分の代わりに人を責めている状態とも言えます。
自分を好きかどうかの自覚
自分が嫌い
この世界で自分が一番ダメな人間で、たとえこの世を燃やし尽くしたとしても、一番ダメな自分が残るので意味がないとさえ思うくらい、徹底的に自分が嫌いです。
自分が「条件付きで」好き
人に親切に出来る自分が好き、真面目に努力する自分が好き、といった感じに、自分が好きな事に「理由」を必要とします。
その条件や長所がばければ自分が受け入れられないならば、自分が好きな状態とはいえません。
自分を勘違いする2つのパターン
在るべき自分ではないという勘違い
本来在るべき理想の姿と今の自分は違うという考えが根本にあるパターンです。
たとえば、ひっこみ事案で中々人と話せない自分はダメだと感じたとします。
それは、本来の自分は物おじせずに人と交流出来て、多くの人と仲良くなれるはずだ、そう出来ない自分は在るべき状態ではないのでダメだという勘違いです。
この場合は、自分ではない何かになりたい為に追い立てられるように努力します。
要らない自分が居るという勘違い
自分が欠点と思う部分について、嫌だ、嫌いだ、と捉える感じです。
上の、このようになれないから嫌なんだというよりも、単純に現状を嘆きます。
この場合は、自分は何をやっても駄目だと、怠惰な方向に氣持ちが向きがちです。
自分嫌いを治す方法
まず、自分を大切にしてください。自分で自分を攻撃するのを止めましょう。人を攻撃するのも同様です。
そして、無理のない程度に自分自身を認識する事です。
自分を正しく認識していれば、人とは違う自分の良さや、伸ばすべき部分に少しずつ氣が付けます。
嫌だと思える自分の内面だったとしても、しっかり認識さえしてれば、そのうちなんとなく認められるようになります。そうなるとそれが少しずつ長所として発揮されるようになり、好きにさえ思えるようになります。
その部分を磨いたり伸ばしたりという努力をしていけば、それが自分への信頼へと変わっていきます。
元氣楽塾で出来る事
器量を大きくする
氣力を強くする(=扱える氣の量を多くする)と、氣の乗る器である器量が大きくなります。
器量が大きくなれば、受け入れられる事が多くなります。
自分自身に対しても受け入れられるようになるので、自分が嫌だという氣持ちが減っていきます。
氣を健全にする(チャクラの開発)
自分を違って認識するのは、氣が不健全だからです。チャクラに付着している汚れが、氣を歪ませる原因の1つにもなります。
当塾では、体への施術で物理的に氣を健全にし、カウンセリングで、心の面からも氣が綺麗になるようなレッスンをしています。
まとめ
元氣楽塾では、
「人生が辛い」
「生きて行くのが苦痛」
「心が憂鬱で何も出来ない」
「動く氣にさえなれない」
といった悩みを抱えている人が、
「普通に」「楽しく」「氣楽に」生活出来る
ようになるまでの氣力の強化を目的としたプログラムをご用意しています。
興味がある方は是非お問合せください。
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