元氣楽塾では、チャクラの開発とともに生活や精神性の発達を目指していただいています。
人はそれぞれ課題や抱えている問題、目標等が違うので、たどる経緯は様々です。
代表的な例としての。発達段階の実践を書いていきます。
チャクラとは?
人の体には、第1チャクラ~第7チャクラまでの、計7つのチャクラがあります。
チャクラにはそれぞれの役割があると共に、下部から上部に向けて人生が開けていくような繋がりをもつ役目もあります。
精神的なチャクラの役割は、より高度に徳を循環させ、より良く、より充実した生き方が出来るようになるものです。
体の器官としてのチャクラの役割は、氣力を増幅させる為のエネルギーセンターになります。
精神的なチャクラは徳を貯める事で上昇します。体の器官としてのチャクラは氣のエネルギーで上昇します。
チャクラの発達段階による実生活の目標
当塾では体の直接施術によってチャクラを開き、使えるように開発しています。そして、本質でもチャクラを使えるようにカウンセリングを行っています。
本質でチャクラを使える状態とは、そのチャクラの機能を、生活の改善や精神性を高めるために使う意思を持つ事です。そして人の為にも使おうとする氣持ちが湧く事でもあります。
そして、その「人の為」の「人」には自分自身が含まれているのが大切なポイントになります。
第2チャクラ
生活習慣、生活基盤をしっかりさせる事を目指す場所です。
「お金の為にただ働くのでいいのか?」という質問をいただく事があります。本来なら生き甲斐を持ったり人の為になる仕事をする意識を持つべきなのに、ただお金の為に働く自分はダメなのでは?という意味の質問と思われます。
ですがまず、金銭面、体力面で自分をなんとか出来てから、仕事の意味ややり甲斐を目指しても遅くありません。自力で生活費を稼いだり、家庭で役割を果たすのは大切な事です。
このチャクラでは、まず自分の生活基盤をしっかりさせる、しっかり活動する事に重点をおいてください。
第3チャクラ
自発的に道徳的な生活が出来るようになったり、社会の一員である事に積極的に取り組んでいく段階です。
仕事の前日に夜遊びをして、次の日の職務に差しさわりが出るとか、給料が出るなり好きな物を買いあさり、給料日前には食パンしか買えないとか、そのような事がないレベルで自分を律することを目指します。
自分に適した仕事をしたり、用事は進んでやるようにしたり、しっかりと自分の役割を果たしていく事を目指します。
人に言われて仕方なくとか、ただ生きる為にだけでなく、もっと自主性を持って行動していく事が目標です。人のせいにせず、人任せにしないという状態もここで習得していきます。
そうする事で、心のバランスが取れ始め、物事に取り組み方やその結果にも安定感が出てきます。
第4チャクラ
自分は何がやりたくて何をやりたくないか、何が出来て何が出来ないかをこの段階で見極めていきます。
心の声をよく聴き、自分も人も大切にしながら、自分がしたい事への準備を始めていきます。これは、仕事でも趣味でも勉強でも何でも構いません。
ただ幸せにこのまま穏やかに過ごしていく、というのも立派な選択肢の1つです。
目標が定まり、そこへ向かって進み出せる段階かもしれません。そして、達成するためには何が必要で、何をしなくてはいけないのかなどを考えたり、行動を起こします。
第5チャクラ
ここでは、自分の得意や専門性、オリジナリティ等を見ていきます。
第4チャクラでの目標に近づいたり、達成する事で更に自分に合った領域を目指していく所です。ここは、心と魂の中間的な場所でもあります。ここで選んだ道が、魂の意思だという事もあり得ます。
過去のわだかまりを解決しながら、誇れる自分になり、人生の岐路を選択していきます。ここではじっくり自分自身と向き合う事が大切です。
第6チャクラ
世の中を動かしているしくみやシステムが理解できるようになります。
そのシステムを利用したり、改善しながら皆がより良い状態で過ごせたり、良い思いが出来るように調整していきます。幸せになる「皆」の中に、絶対に自分自身が含まれるようにするのが重要な要素です。
視野が広がり、広い範囲で物事を考えていく練習もここでしていきます。勘を上手く役立てるように練習するのもここです。
第7チャクラ
第7チャクラといえば、天とのかかわりや慈悲の心のイメージが強いかもしれません。それも含まれますが、世の中を上手く動かすシステムを作る事がこの場所でのポイントになります。
例えば、マザーテレサですが、慈悲深い人という印象が強いのではないでしょうか?
彼女は、慈悲深さそのものよりも、その慈悲の心で達成させたい事を叶えるシステム作りが出来た事が、ここまで名を遺した要因であると考えられます。
有名なエピソードとして、寄付された高級車の運用方法があります。
ローマ教皇から彼女に高級車が寄付されました。その車を使う事もなく、売って寄付金にする事もありませんでした。
景品にその車をあてた宝くじを販売し、売る値段を大きく上回る活動資金を得ました。
このように、徳を実現させ、大きく循環させる能力こそが第7チャクラの目指す所です。理想を現実に変える強さと賢さを持つ場所でもあります。
まとめ
発達段階は、順番に段階を踏んでいかなければ、目標に到達出来ません。
チャクラを下部から順に進んでいかなければ、上部のチャクラを上手く使えないのと同じです。
第6・7チャクラを使い、霊性を得る為には、
心が安定し、強くなければいけません。これは第4・5チャクラの役割です。
心を強くする前に、しっかり行動ができ、自分で生活出来るようになる必要があります。これは第2・3チャクラの担当になります。
段階を踏むのは遠回りに感じ、段階を飛ばす方法を考えがちです。ですが、順を追った方が確実で、一番の近道にもなります。
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