心をコントロールしてはいけない理由とマネジメントとの違い

心の話
元氣楽塾の廣瀬 英樹です。

当塾では、楽に生きていけるように氣や心を「コントロール」ではなく「マネジメント」していくようになってもらっています。

何故氣や心をコントロールしようとしてはいけないのか、その弊害やマネジメントの方法について書いていきます。

現代社会を生きて行く上では、最低限のコントロールは必要です。例えば、命に関わる事、法律、道理や道徳等です。最低限のルールは守った上でのマネジメントとご理解いただいた上で記事を読んでください。

コントロールとマネジメントの違い

コントロールもマネジメントも同じ「管理」です。ですが、その管理方法は異なります。

コントロールとは?

自分の思い通りに動かそうとする事です。上手く行かなければ無理矢理にでも自分の理想にしていこうとします。

会社の上司に例えると、自己中心的に上司自身のペースで物事を勧めたり、部下の意見を聞こうとしなかったり、部下の意志や氣持ちの配慮なしに業務を遂行したりします。このように仕事を進めた場合、部下は自ら考えて行動することを抑制します。また、このような上司は部下を無能と思っており、部下も成長することができません。

心をコントロールしようと思えば、心の声を無視、あるいは軽視をしてしまいます。それは、心に自由がない状態です。

マネジメントとは?

自由意思を尊重しながら、機転や融通を利かせ、出来うる限り良い状態に持って行く事です。

会社の上司に例えると、部下の言動をサポートし、尊重して仕事の方法やベース等を任せます。ただし、問題が起きた時には解決するために指導やフォロー等を行います。部下を信頼し、成長を目指していきます。

心をマネジメントしようと思えば、心の状態や質を把握し、どうすれば最善の状態になるのか考えて実行していきます。心に無理のない状態です。

何故心を「コントロール」してはいけないのか?

生きるのが辛くなるから

心は自分の思い通りに出来るものという思い込みが、生き辛さの原因の1つです。

心は、実際にはそんなに自分の思い通りにはなりません。

思い通りにならないと自分を責めたり、イライラしてしまいます。自信がなくなる原因にもなれば、嫌だと思う部分を抑圧し、歪んだ状態にもなります。

そうなると、心や感情は自分の理想に対し、邪魔とさえ思ってしまいます。

心のコントロールは、出来なくて当たり前なので、それで自分を責めたり、葛藤したり、頑張らなくても良いという事実を理解する所から始めてください。

不安を感じやすくなるから

心をコントロールしようとすれば、心の自由がなくなります。

そして、不安は何かを無理にコントロールしている状態で起きやすいしくみになっています。

脳の「偏桃体」は、不自由に追い込まれると、恐怖が発生します。偏桃体は安全に生きて行くためのアンテナのような役割もします。アンテナは、不自由という状態で危険を察知します。

例えば、両手両足縛られて閉じ込められたとします、それは非常に不自由な状態なので、危険を察知し恐怖を感じます。

無理に心をコントロールすれば、心が不自由なので偏桃体が反応して不安がおこります。

自分を嫌いになるから

自分の心さえ自分の思い通りに出来ないなんて、自分は何てダメなのだろうと嫌いになるのも1つの理由です。

その上、無理に自分の心をコントロールしようとするのは、自分自身への虐待です。

毒親の定義として、「どれだけ子供を思い通りにコントロールしようとしたのか」というものがあります。

まるで毒親がやるような事を自分自身に行ってしまえば、自分を好きには成り得ません。好きだとすれば、それもコントロールによる思い込みの可能性が高いです。

チャクラが上手く使えない原因になるから

心のマネジメントとして重要なチャクラは、

第3チャクラと

第3チャクラを開発すれば感情の管理が出来る
チャクラを下部から順に開発していくと、最後の第7チャクラを終えた頃には、自分らしい人生を歩んでいく力が得られます。 第1チャクラで、生命エネルギーの元である精を収集しました。 次に、第2チャクラによって集めた精を、氣に変...

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第3チャクラでは、氣の使い方の基礎を知り、心のマネジメントが習得出来ます。

第5チャクラにしっかり向き合わなければ、心の歪もとれず、自分の心は勿論、周囲すらもコントロールしがちです。何故ならば、不安で疑心暗鬼になっているからです。

そしてそのような場合は、上部の第6・7チャクラが上手く使えません。技術的には使えても本質が理解出来ないからです。

この記事での「内的コントロール」は、マネジメントにあたります。

心をマネジメントする方法

心は、自分の想い通りに動かそうとするのではなく、上手く「使いこなす」ようにしていきます。上手く使えば、自分がやれる以上の成果が出せます。

自分自身を知る

自分自身を知り、心の扱い方を知っていけば、マネジメント出来るようになってきます。

自分の心の使い方が分かれば、自己実現も可能になってきます。

心の取り扱い説明書を作るぐらいのつもりで、こんな時には自分はこう感じる、こう思ってしまう等を把握していってください。

心を使いこなせないなら、逆に心に使われてしまいます。それが、心に振り回される状態です。振り回されてしまえば、やりたい事への効率が悪くなりますし、こんなの無い方が楽とさえも思ってしまいます。

上手く使えれば、とても頼もしい味方であり幸せにもなれます。

負担を減らし、心を健全にする

心に過度に負担をかけているものをやめ、最低限ボロボロの状態から回復させる必要があります。

あれはダメ、こうすべきだ、という思い込みや偏りも心の負担になります。

心が偏った状態を健全にしていく方法は、カウンセリングを受ける等、人に話を聞いてもらう事です。専門家に頼らなくても、誰かに話を聞いてもらえれば少しずつ抜けていきます。

その上で、体の凝りをほぐしたり氣の流れをよくしていけばより健全になっていきます。

心が健全な程に、マネジメントも上手く出来るようになります。

瞑想をする

瞑想をすれば、自分の心を落ち着いて観察する余裕が生まれます。

自己対話などの内観作業をしても、ただ事実を見るのではなく、感情にのまれがちです。

例えば動物があまり好きでない人が、

「自分は動物が苦手→自分は優しさが足りないダメな人間なのでは?」

という感情まで持ってしまい、その感情に引きずられる感じです。

動物が苦手なら、苦手と言う事実を認識すれば良いだけで、それが自分自身なのだから、良いも悪いもないはずです。逆に、そのような感情を持ってしまう事が内観を上手く出来ない原因にさえなります。

瞑想を繰り返し行っていけば、自分の心や感情を正しく把握出来るようになってきます。

思考(感情)と行動は別のものだと理解する

人間の心はそんなに成熟はしていないので、嫌悪感や嫉妬等、負の感情を持ってしまう事も少なくありません。

例えば、「あの人のしゃべり方は好きではないな、不快だな」と思ったとします。

そう思わないに越したことはないかもしれませんが、そう感じてしまったのなら、その事実は認識しなければいけません。そこで、その氣持ちを抑圧してしまえば心をコントロールする事になります。

「話し方が苦手と思う」事と、「態度に出す、もしくは陰口を言う」のは全く別の事です。思う事は自由です。極論を書けば、思っていても行動に移さなければ良いだけなのです。

この割り切りが出来れば、心を無理に抑圧しなくてもよくなってきます。瞑想を繰り返す事でも可能になります。

まとめ

私は、心のマネジメントは人生の課題の1つと考えています。

心がコントロール出来る仕組みではないからこそ、人生は難しくあり生きて行く甲斐もあります。そして、自分の心の取説が分かれば、他人の心も解ってきます。

どうやったら心は心地よくなるのかを知り、心と仲良くなって、元氣で楽な人生を歩んでいってください。

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