徳を積む、徳が高いと聞けば、制限だらけの生き方を想像される方もいるかもしれません。
ですが考え方さえ身に付けていけば、そんなに難しい事ではありません。そして何より、生きるのが楽な環境にさえ恵まれてきます。
今回の記事では、徳を積む方法や考え方、徳とチャクラの関係について書いていきます。
徳とカルマとは?
徳とは?
徳とは、良いエネルギーの事です。良い事をして、人の役に立つと貯まってきます。良い事が起これば消費されます。消費するよりも貯める量が多いと徳がどんどん貯まります。良いエネルギーは同質な物を呼び寄せるので、周囲に良いエネルギーが集まってきます。
チャクラを本質的に使うのにも必要なものです。上部になるほど、多量の徳が必要になります。徳が足りない状態で蓋を開けてしまうと、本質的に使えないばかりか、氣を扱いきれずに振り回されたりするようになります。
カルマとは?
カルマとは、悪い事をしたり迷惑な事をしていくと溜まる悪いエネルギーです。嫌な目にあって我慢していると消費(清算)されていきます。悪いエネルギーも同質の物を呼びます。機嫌が悪くなりやすかったり、体調を崩しやすくもなります。
徳を積む方法
最初は意識して良い事をする
地域の清掃活動に参加する、少し早めに出勤して準備をする、家族の用事の手伝いをする等、何か人の役に立つような良い事をしてみて下さい。
丁寧に家事をしたり、仕事を一生懸命やるのも徳を貯める方法です。
続けていると、お礼を言われたり、感謝されて親切にしてもらえたり、何か良い事がかえってくるようになります。
良いエネルギーは同様のエネルギーを呼びます。なので、良い事をするのが氣持ち良く感じ、もっとやりたくなります。
それが積み重なれば、良い事をすれば良い事が返ってくるのが当たり前だと実体験で学習できます。そうすれば、自分の為にも人の為にも良い事をする癖がついてきます。
良い事をしても良い事が返ってこないのは?
自分が徳が高くなってきても、周囲がそうでない場合は、いい事に対して同じものが返ってきにくいものです。逆に利用されてしまう事もあります。それでも良い事を続けていけば、いい環境になったり移れたりする機会が訪れます。
良い事がすぐに返ってこない場合は、徳を貯め続けて大きな変化を生む可能性があるという事です。
カルマが多いと、徳でカルマを抑え、悪い事が起こらないようにする働きがあります。その場合はもっとどんどん良い事をして、徳を貯めていかなければいけません。
さらに徳を生む方法を知る
徳を貯めるのに効率の高い方法は、他の人が徳を貯められるような状態にする事です。
困った人を助けてあげて、立ち直ったとします。その人の心が健全になり、仕事や用事に集中出来て効率が上がったり、他の人に親切に出来る余裕が出来たとしたら、その人自体が徳を貯められる人になります。
氣を付けなければいけないのは、人の自立を妨げるような親切です。
人を依存させ精神性を下げるような行為は逆にカルマを生みます。
全てが良くなる徳の循環を身に付ける
最初は少し我慢して(掃除をやるのは疲れる等)徳を貯める行動をしました。ですが最終的には、自分も含めて皆が良くなるような考え方をする必要があります。
ありがちなのは、自分が我慢すれば上手くいくという方法を取る事です。ですが自分が我慢すれば悪い感情が溜まります。自分ばっかり我慢するのは損だと思い、代わりに人が我慢するのを望んでしまう場合もあります。
そのような考えでは、徳は貯まりません。
自分は良い事をするんだ!世界の為に尽くすんだ!と、強い氣持ちを抱くよりも、そうしたら上手くいくかな?というくらいの軽い氣持ちの方が上手くいきやすいです。その方が、冷静に状況が見られるからです。
誰が得か損かという考えではなく、単純に物事が順調に進む方法を探し実行していけば、徳の循環が生まれていきます。
徳が高くなるためのチャクラの開発
当塾では、チャクラの開発を行っております。
徳とカルマの理論はヨガからのものです。ヨガの理論の中心にチャクラがあります。そして、徳とカルマの法則を取り入れる事で、正しくチャクラが使えるようになります。
なぜ当塾でのチャクラの開発が、徳が高くなるのに繋がるのか理由を書いていきます。
チャクラの開発が精神の発達を助ける
第4チャクラまでの開発は、体の施術が精神性を高める手助けになります。(第5チャクラ以降は、精神性が高まってからの開発になります)
- 第2チャクラ;元氣になり氣持ち良く働ける
- 第3チャクラ:人の視点でも物事を見られるようになる
- 第4チャクラ:自分を大切にし、人の氣持ちも大事に出来る
という状態に近づいていきます。このように精神も発達すれば、徳が貯まりやすくなります。精神性が通常よりも早く成長する為に、徳の循環も通常より早くなります。
氣力が強くなるので行動力が付く
行動力が付けば、良い事もたくさん出来ます。結果が中々かえってこなくてもへこたれにくくなります。
徳が高まれば、周囲の人や環境も良い方向に変わる機会が訪れます。例えば、人より多く働きフォローばかりしなければいけない職場から、もっと環境の良い所への転職の機会に恵まれるなどです。
氣力が強ければ、転職や転機に勇氣を持って挑戦していけるので、さらに徳の高い場所への移動が可能です。
周囲の影響を受けにくくなる
氣は強い所から弱い所へ流れる性質があります。
周囲がイライラしていたり、だらけているのに影響を受けてしまえば、徳を貯めるどころか消費してしまいます。
その影響が受けづらいので、徳を順調に貯めていけます。
カウンセリングで徳の貯め方を伝える
生徒さんの状態に合わせて、状態がもっと良くなる方法をお伝えしています。そのお伝えする内容が、徳を貯める事にも繋がるものです。
意識していなくても、氣を読んでその先の最善を探ればそのような方向性に進みます。
自分を知る事で歪を取りカルマを生まないように出来る
自分の内面を拒否し、歪んだ考えを持ってしまった場合、その歪を他の人に押し付けてしまいます。
例えば、自分が一人でいるのに耐えられない依存心の高さを、仲間意識が強い思いやりのある人間と思う等です。その場合は、他の人が自由にしたい時間を、仲間だ友情だという言葉を使い、良心に訴えて邪魔をしてしまうかもしれません。
自分では氣が付かず、良かれと思ってしているのに、カルマを生んでしまいます。
当塾では、カウンセリングによって自分の心の中に氣が付いていただけます。
まとめ
徳やカルマについて、前世の事までは取り扱いません。それは過ぎた事で、どうしようもないからです。
今からでも、良い事を積み重ねて良いエネルギーに囲まれれば、幸せな氣持ちで生きていけます。自分が良い状態になる為に良い事をして、周囲の人も良い状態になるのだから、徳を貯めるのは良い事ばかりです。
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