集中と集中力を高めるための秘訣を伝授します!

メンタルまっちょ養成所
元氣楽塾の廣瀬 英樹です。

集中力は、目標達成、学習効率の向上、そして日々の充実感に不可欠な要素です。
才能というよりも、むしろスキルであり、適切なトレーニングによって誰でも着実に伸ばすことができます。

集中力を鍛える6つの秘訣

今回は、6つの項目に分けて一つ一つの秘訣を順を追って解説していきます。

1. 明確な目標設定と意図

何に集中するのかを明確にすることが、集中への第一歩です。

  • 具体的な目標を定める: 「集中力を高める」という抽象的な目標ではなく、「午後の2時間はレポート作成に集中する」「1日に30分は資格の勉強に集中する」のように、具体的で測定可能な目標を設定しましょう。
  • 意図を持つ: 作業に取り掛かる前に、「この時間は〇〇に集中する」と心の中で明確に意図することで、意識が散漫になるのを防ぎます。

設定を明確にするために自分自身としっかりと向き合う時間をつくりましょう。ここでしっかりと目標やゴールを設定できればあとはそれを実行に移すだけです。設定が具体的であればあるほど行動に移しやすくなります。目標設定に慣れていなければいないほど、「これでもか!」というくらい設定を細かくしてみましょう。ここで時間を使うことを惜しまないで、じっくりと時間をかけてチャレンジする事をおすすめします。

 

2. 環境の整備

集中を妨げる要因を排除し、集中しやすい環境を作りましょう。

  • 物理的なノイズの遮断: 静かな場所を選び、氣が散るものを視界から取り除きましょう。可能であれば、ノイズキャンセリングイヤホンなども有効です。
  • デジタルデトックス: スマートフォンやPCの通知は、集中の最大の敵です。作業中は通知をオフにするか、電源を切ることを検討してください。集中が必要な時間帯は、専用の作業スペースを作り、デジタルデバイスを持ち込まないのも良いでしょう。
  • 整理整頓: デスクの上や作業スペースは常に整理整頓し、必要なものがすぐに取り出せる状態にしておくことが大切です。

ここが一番簡単そうで一番難しい項目かもしれません。現代社会では、数多くの人がPCとスマホの両方で仕事や勉強をしているのが現状です。その上で、「集中力のトレーニングの時間」を設定するのもいいでしょう。「この時間だけは自分自身に集中すると決める」ことが大切です。

 

3. 集中力を高めるための具体的なテクニック

日々のトレーニングによって、集中力は確実に向上します。

  • ポモドーロテクニック: 25分の作業と5分の休憩を繰り返すこのテクニックは、集中力を維持しやすく、疲労感も軽減できます。タイマーを使って時間を管理しましょう。
  • 呼吸法を使った瞑想: 呼吸に意識を向ける瞑想は、注意散漫な心を鎮め、集中力を高める効果があります。1日数分から始め、徐々に時間を延ばしていくと良いでしょう。瞑想が苦手な方は当養成所の
    個人瞑想教室で瞑想ができるようになるまで丁寧にご指導いたします。
  • シングルタスク: マルチタスクは効率を低下させ、集中力を散漫にします。一つのタスクに集中して取り組み、完了してから次のタスクに移りましょう。
  • 視覚的集中トレーニング: 特定の物体を数分間見つめるトレーニングは、一点に意識を集中させる練習になります。
  • 聴覚的集中トレーニング: 音楽や自然の音など、特定の音に意識を集中させるトレーニングも有効です。

これらのトレーニング方法を全て行う必要はありません。上手くいくトレーニングとそうでないものがあるかもしれません。そんな時はこれらの中で自分に合ったトレーニングを取り入れてみましょう。慣れてくると複数のトレーニングを環境に応じて使い分けることもかのうです。

 

4. 集中力を維持するための習慣

集中を持続させるためには、日々の習慣が重要です。

  • 質の高い睡眠: 睡眠不足は集中力を著しく低下させます。毎日同じ時間に寝起きし、7〜8時間の質の高い睡眠を確保しましょう。
  • バランスの取れた食事: 健康的な食事は、脳の機能を最適化し、集中力を維持するのに役立ちます。特に、血糖値の急激な変動を避けるために、バランスの取れた食事を心がけましょう。
  • 適度な運動: 適度な運動は血行を促進し、脳の活性化につながります。定期的な運動習慣を取り入れましょう。
  • 休憩の重要性: 集中力を維持するためには、適切な休憩が不可欠です。疲労を感じる前に意識的に休憩を取り、心身をリフレッシュさせましょう。

このような書き方をすると健康な体作りの習慣のように聞こえますが、体と心はつながっていますので、「体を整える=心を整える」と考えましょう。体の環境を整える事が心の環境を整える事につながります。

 

5. 集中を妨げる要因への対処

集中を妨げる要因を理解し、適切に対処することが重要です。

  • 内的要因: 不安、悩み、過去の出来事など、心の内側のざわつきは集中を妨げます。これらの感情に氣づき受け止める練習をしましょう。必要であれば当養成所でサポートさせていただきます。
  • 外的要因: 騒音、誘惑、予期せぬ中断など、外部からの刺激は集中を途切れさせます。外的要因を排除することは不可能ですので、可能な限りこれらの要因と上手く付き合う方法を探しましょう。そしてコントロールできる範囲で環境を整えましょう。

内的要因への対処や対応が当養成所の専門分野です。心のざわつきが集中を散漫にさせる最大の問題です。ここがクリアーできると他の要因は簡単に対処できるようになります。外的要因を排除することは、あらゆる外的要因を遮断できる特別な部屋を用意しない限り無理です。排除ではなく、邪魔をされることを想定した対応をかんがえましょう。

 

6. 自己認識と振り返り

自身の集中力のパターンを理解し、改善に繋げましょう。

  • 集中できた時間帯や状況を記録する: どのような時に集中しやすいのか、逆に集中しにくいのかを把握することで、効果的な対策を立てることができます。
  • 集中が途切れた原因を分析する: 集中が途切れた時に何が起こっていたのかを振り返ることで、今後の対策を練ることができます。
  • 小さな成功体験を積み重ねる: 少しずつ集中できる時間を延ばしていくことで、自信がつき、更なる集中力の向上につながります。

この自己認識と振り返りは、見逃されてしまう秘訣ですが、とても重要な秘訣の一つです。「自分を知ること」、「何時、何に、どんな風に集中を邪魔されたのか」を知ることは、トレーニングの制度を上げることにつながります。その結果、あなたの集中力と、トレーニングの精度を高めることにもつながります。

 

まとめ

集中力は、鍛えれば鍛えるほど、その効果を実感できるスキルです。焦らず、一つ一つのステップを丁寧に実践していくことで、あなたは必ず集中力を高め、目標達成へと近づけるでしょう。応援しています。

もしもサポートが必要だと感じたのなら、私を頼ってくださいね。

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